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オールチタンで500g以下!超便利なテンマクデザインの手間なし焚き火台「男前ファイアグリル」

2020.11.23

■連載/大森弘恵のアウトドアへGO!

秋が深まり焚き火人気は高まるいっぽう。

夏以降、各社から新しい焚き火台が登場しているが、ソロキャンパー向けの小型焚き火台にまた、伝説的アイテムが生まれそうだ。

それはテンマクデザインより11月中旬発売予定の「男前ファイアグリル」(9000円+税)。

10月末に行われたイベント「BIKE & CAMP FES 2020」会場で、発案したA-sukeさんより一足早く「男前ファイアグリル」のこだわりを教えてもらった。

A-sukeさんは東京・水道橋のアウトドアカフェ「BASE CAMP」(https://www.cafe-basecamp.com)店主でWEBメディア、雑誌、テレビで野外料理を披露すること多数。

また、キャンプから狩猟、自転車、釣りといった豊富なアウトドア経験、そして元プロダクトデザイナーという経験を融合させた男前な商品を多数プロデュースしていることでも知られる。

新作の「男前ファイアグリル」もA-sukeさんの知恵がモリモリ詰まっていた。

チタン製で総重量は493gに収まる

収納サイズは31×16.5×1.5cm、総重量493g。

「気軽に持ち運べる小さな焚き火台を目指しました。小さな焚き火台は組み立てが面倒です。ピコグリル、モノラルワイヤーフレーム、ベルモントtabiなど軽くて、組み立てもかなり楽なんですが、ぼくにとってはそれでも面倒。もっと簡単にセッティングできるものがほしかった。

ぼくはなんだかんだ言ってスノーピークの焚火台をずっと使っています。ぱっと広げて、帰るときはバンバン振って灰を落としてたたむだけでいいので。でも、これだと重い。

軽くて、ワンタッチで組み立てられて、調理をしやすい。ついでに言えばメッシュなどを交換せずに長く使えるものがいい。そんな思いで作ったのが男前ファイアグリルです」(A-sukeさん)

炉を広げて、脚を回転させるように広げる。サポートバーとゴトク以外は全部つながっているのでただ開くだけでOK。脚は微妙に長さが異なっていて、開く順番が決まっているのがコツといえばコツ。最初は戸惑うこともあるが、慣れれば5秒もかからずここまでできるだろう。

付属のゴトクを載せれば完成。炉の上部には刻みがあり、ゴトクがズレないようになっているのがうれしい。

ゴトクだけでもそこそこ安定し、ソロ用クッカー、ミニ鉄板くらいなら載せても問題ないが、2本のサポートバー(これもチタン製!)を両サイドにセットすればより安定感が高まる。

「サポートバーを2本使えば、スキレットみたいにちょっと重いものでも安定します。たしか総重量4kgまでの鍋まで対応するんです。ただ、サポートバーを両側に取り付けると長い薪を入れづらいでしょ。だから片側にだけサポートバーを使うのがぼくの好み」(A-sukeさん)

組み立てサイズは25×20×H15cm。A-sukeさんプロデュースの「男前グリルプレート」(20.7×14.3cm、1980円+税)がゴトクの横にフィットする。

ゴトクを下の段に置いてもいい。付属のゴトクを上段にセットし、下段にパーセルトレンチなど手持ちのゴトクを載せて2段にするのもよさそう。

「最初は軽量化のためにもっと薄いチタン板で作ったんですが、使っていると熱によるゆがみが生じてしまいました。補強板を入れようかといろいろ試していましたが、少し厚いチタン板を使うと思いのほかいい感じ。これだったら補強の板なんていらないねと、この形になりました」(A-sukeさん)

燃え尽きにくくて熾き作りも簡単。料理しやすい焚き火台

燃焼に必要な酸素の供給はV型の両脇から。やや風が気になる日は板側を風上に向ければ燃えすぎを防げる。空気穴がないのですぐに燃え尽きることがなく、熾きを作りやすく料理向きの火を得られるそう。

イベントで行った「男前ファイアグリル」のデモンストレーション。市販の薪を載せると、両脇5〜10cm飛び出ていることがわかる。

市販の薪は両側がはみ出るので、真ん中が燃えて両側に落ちることがあるし、そもそも脚が低いので耐熱シートはマスト。とはいえ、シート込みでも持ち運びは楽だし、ロストルなどもないので灰捨て場でひっくり返して灰を落とせば、チタンなのですぐに冷えて片付けられる。天気の急変ですぐに出発したいときにありがたい仕様だ。

焚き火をしながら湯を沸かし、肉を焼いて夜を過ごす。派手さはないが、どこでも焚き火と向き合いたいソロキャンパーにちょうどいいプロダクトだ。

【問】テンマクデザイン https://www.tent-mark.com

取材・文/大森弘恵

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