この季節になると恋しくなるのがコンビニおでん。コロナの影響で今年は店員さんを呼んでフタを開けてもらわなければならないなど、少し手間がかかるが、寒い日は熱々のおでんを食べて体を温めたい。今回はそんなコンビニおでんの大手3社の価格を調査した。
ローソンは全品90円なので価格差がないと思いきや、沖縄限定で100円を超えるタネを3種も発売。ファミリーマートも同様で、ソーキやテビチといった沖縄限定のタネが上位を占め、それに牛すじ、ウインナーなど肉系のタネが続く。セブン・イレブン第1位のたこ串は、販売している店が少なく、たとえあっても夕方には売り切れてしまう隠れた人気商品だ。
ランキングに入った19の具材の中で、鍋の隅にある金属製の別容器に入っているものは10種類。価格を知らずにあの容器に入ったタネばかりを注文すると懐に寒風が吹くので注意しよう。
ローソン
コロナ対策
鍋の前にアクリル板があり、フタは閉まっている。注文は店員さんを呼んで行なう。
上位4つのうち3つは沖縄限定。そばと別商品を組み合わせて、「テビチそば」「ソーキそば」として味わう人も多いとか。
セブン-イレブン
コロナ対策
レジ横商品のほか、電子レンジで温めて味わうミニカップ入りの商品を発売。
2社に比べて沖縄系フードは少ない。豚なんこつはソーキと似た部位を使用。1位のたこ串は大手3社の中で最も高い!
ファミリーマート
コロナ対策
弁当を販売する棚でパック入りのタネを販売。家で温めればいつもの味が楽しめる。
ホームページには記載されていないが、沖縄のファミマではソーキやテビチといった地域限定のタネを販売している。
取材・文/渡辺雅史