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ファーストフード店やコンビニなど、全国6万8000店以上の加盟店でポイントを貯めたり使えたりするドコモのサービス、dポイント。2020年6月からメルカリでもdポイントが利用できるようになったのをご存知だろうか。
本記事では、dポイントとメルカリの連携方法やdポイント払いの方法を解説する。dアカウントを作成するか迷っている方や、メルカリとdアカウントの連携を検討している方はぜひ参考にしてほしい。
ドコモと連携しているメルカリはdポイント払いに対応している
メルカリは2020年6月よりドコモとの提携を開始し、メルカリとdアカウントを連携することができるようになり、メルカリでの買い物でdポイント払いが可能になった。dポイントもメルカリポイントと同様、1ポイント=1円としてメルカリの支払いに利用できる。
d払いするにはdアカウントとの連携が必要
すでにdアカウントを持っている方は1〜2分ほどで連携作業は済んでしまう。空き時間を利用して設定してみよう。
1.メルカリアプリ右下の「マイページ」をタップし「ポイント」を選択する。
2.「dアカウントと連携する」をタップし、dアカウントログインページでログインを行う。
3.「サービス連携の同意」をよく読み、「同意する」をタップする。
4.メルカリポイントの画面で、「dアカウント連携済み」と表示されていれば、連携が完了。
dポイント残高はdポイントクラブで確認できる
dポイントの残高は、「dポイントクラブ」の公式サイトやアプリで確認できる。ウェブブラウザを利用する場合は「dポイントクラブ」を開き、ドコモのケータイを使っている方は自動ログイン、ドコモ以外の方は「dアカウントでログイン」を押してログインするとdポイント残高が見られるようになる。
アプリでは、dアカウントにログインすると、dポイント残高を手軽に確認できる。また、ポイント表示部分をタップすると、ポイントの有効期限の詳細も確認可能だ。これらの方法で、dポイントの残高と有効期限を定期的に確認しよう。
dポイント払いの手順
メルカリではお目当ての商品を購入する際に、貯まっているdポイントを使って支払いをすることもできる。dポイント払いをする際の決済手数料も無料だ。(ただし、「d払い」で決済をする際には1回100円の手数料がかかる)
また、メルカリの子会社が運営するスマホ決済サービス「メルペイ」残高と、dポイント、メルカリポイントは併用することができる。それぞれのポイントや残高があれば、お得に買い物をすることができるので覚えておこう。
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詳しい手順は、メルカリで行う本人確認の有無で方法が異なっている。それぞれの手順を見てみよう。
本人確認が完了している場合
メルカリの商品購入画面で「ポイントを使用する」にチェックを入れる。画面下に表示されるメニューから、使用したいポイントにチェックマークを付け「使用する」をタップ。そのまま購入手続きへ進む。
本人確認が済んでいる場合、自動的にポイントを優先的に消費する設定になっているため、dポイントを使いたくない場合は「dポイントの使用」をタップして0ポイントと入力する必要がある。ポイントとメルペイ残高を併用して支払う場合の設定は「dポイント→メルカリポイント→メルペイ残高」の順で適用されることを覚えておこう。
本人確認が完了していない場合
メルカリの商品購入画面で「ポイントを使用する」をタップする。使用したいポイント数をそれぞれ入力し「使用する」をタップ。そのまま購入手続きへ進む。
本人確認が済んでいない場合は、使用したいポイント数を自分で入力する必要がある。ポイントには有効期限があるため、失効しないよう頻繁にチェックしよう。
メルカリIDにdアカウントを連携するメリットとデメリット
実は、メルカリとdアカウントと連携をすることでdポイントを貯められる一方で、「一度連携をすると解除できない」というデメリットもある。ここで紹介するポイントをチェックした上で、連携するかどうかを判断してほしい。
メリット:商品購入やキャンペーン参加でポイントがもらえる
メルカリとdアカウントを連携する最大のメリットは、dポイントが貯められること。メルカリで買い物をしたり、キャンペーンに参加したりするだけでdポイントが貯まっていく。
商品を購入した場合のdポイント還元率は、「購入額の0.5%~1.5%」。メルカリポイントは商品を購入しただけではもらえないため、日常的にメルカリを利用している方は、dアカウントを連携させておくことをおすすめする。
メルカリで付与されたdポイントは、メルカリで使えるだけでなく、dポイント加盟店であるコンビニやファーストフード店などでも利用可能。メルカリで商品を購入したり、dポイント関連のキャンペーンに参加したりしてポイントを貯め、貯まったポイントを支払いに使えば、さらにお得に買い物ができる。dポイント加盟店で貯めたポイントをメルカリで利用することも可能だ。
デメリット:使い方や使い分けが難しい!?
メルカリとdアカウントを連携した場合のデメリットとしては、「dポイントとメルカリポイントの使い分けがしにくいこと」が挙げられる。ポイントの有効期限が切れないように、自分でそれぞれの期限を管理することが必要だ。
メルペイのトップページからポイント履歴を表示すると、それぞれのポイントの有効期限が確認できる。こまめに期限をチェックしよう。
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また、一度メルカリとdアカウントを連携させてしまうと、その後連携を解除することができないのもデメリットの一つと言えそうだ。
dアカウントを連携させると「dポイントから優先的に消費される」ように設定されているため、支払いにdポイントを使いたくない場合は、その都度「利用ポイント数を0」に設定しなければならない。中には、この作業が面倒で「dアカウントとメルカリの連携を解除したい」と考えている人もいるようだ。
dポイント連携やポイント利用ができない時の対処法
最後に、メルカリでdポイントが利用できない時の対処法を紹介する。アカウント連携やポイント払いができずに困っている人は、以下に該当する項目がないか確認してほしい。
上手く連携できない時は?
メルカリとdアカウントが上手く連携できない時は、一度「Wi-Fiをオフ」にしてから連携作業をやり直してみよう。それでも改善されない場合は、Chromeを無効にし、Android System WebViewをアップデートする必要がある。
Android System WebViewのアップデートが完了したら、利用している端末とメルカリアプリの再起動を行い、再度dアカウントの連携作業を行おう。ポイントは「Chromeを無効にする」こと。これをしておかないと、Android System WebViewが有効にならないため、セキュリティの関係で連携できないケースがある。それでもエラーが解消されない場合は、メルカリ事務局に個別メッセージを送って問い合わせてみよう。
Google Play Store:AndroidシステムのWebView
dポイント払いが選択できない時は?
メルカリの購入手続き画面でdポイント払いが選択できない時は、「ポイントを使用する」の左側にあるボックスにチェックマークを入れてみよう。そこにチェックを入れると、使いたいdポイント数が入力できるようになり、dポイント払いが可能になる。
なお、dポイントが支払い金額に満たない場合は、メルカリポイントを併用することも可能。「ポイントを使用する」の左側にチェックマークを入れ、dポイントとメルカリポイント、それぞれ使いたいポイント数を入力してから購入手続きへ進もう。
文/oki