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ひと口飲んでみたい!京都府が宇治玉露を使った瓶入りの高級宇治茶「玉兎」を限定発売

2020.11.11

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

玉露を瓶入りにした高級感のある新感覚飲料

京都府では、「宇治玉露」を使った新たな瓶入り宇治茶「京都宇治玉露 玉兎」(220ml・オープン価格)を、9月より京都内限定で、料理店やホテルなど(2020年9月現在42施設)で、本格販売を開始した。

京都では、2019年に施行された「京都府宇治茶普及促進条例」により、官民一体となった宇治茶の普及促進に取り組んでいる。

京都のみならず、日本全国の飲食店で出される日本茶は無料で提供されていることが多く、おいしいお茶を提供して対価を得ることで、宇治茶の価値を高め採算振興につなげようと、開発されたのが「玉兎」だ。

「玉兎」に使われている「宇治玉露」は、京都府内の「覆い下茶園」(新芽に覆いをして遮光する茶園)で育ったやわらかい茶葉を、宇治茶の伝統製法で乾燥させたお茶。宇治茶の製法は江戸時代後期に発明され、渋みが少なく、口の中に含んだ時に広がる独特の香味、濃厚な旨味、まろやかな甘味が特徴の高級茶として人気が高い。

「玉兎」は玉露の旨味を引き出すために、茶葉の選定や抽出方法にこだわり、水色(お茶を抽出した液体の色)も急須で淹れた水色に近づけている。口に含むと玉露特有の香気が広がる。また、旨味成分が多い宇治玉露を使うことで、料理との相乗効果も期待でき、和食と玉露の旨味のマリアージュにこだわった抽出をしている。

淹れたての玉露の旨味と、覆い香を再現するのに試行錯誤し、開発までに3年を要した。品質を保つため遮光瓶を使用(賞味期限は製造日より9か月)。宇治の守り神を道案内したとの伝説がある兎が振り向いている姿と、日の光を遮る玉露の栽培方法から、薄雲のかかる月夜を表現することで、高級感のあるデザインに仕上げている。

味や香りだけでなく、料理にもマッチする高級感のある新感覚飲料として、会食等でお酒が飲めない人へのノンアルコール飲料として、ウェルカムドリンク、室内サービスといった、特別な時間に提供する新しい宇治茶の形として、宇治茶の新たな市場開拓や販路拡大に貢献したいと意気込む。

【AJの読み】急須で淹れた玉露の一煎目と二煎目の味わいのいいとこ取り

お茶の味は温度が高いほどタンニンが溶けだし、渋みや苦みが出てくるが、温度が低いとタンニンの溶出が少なく、テアニンの旨味が増す。急須で玉露を淹れる際は40度ほどの低い温度が鉄則。湯冷ましや湯飲みにお湯を移しながら温度を下げて淹れる。低い温度で淹れると一煎目はだしのような旨味を感じ、二煎目は60度ぐらいで淹れると、旨味は少なくなるが煎茶のさわやかな味が出てくる。

「玉兎」も冷やすより常温で飲む方がより旨味を感じられるのでおすすめ。瓶からコップに移したとたんに香りが立ち、最初の一口で旨味が広がり、後味にはタンニンも感じる。飲み進めると煎茶的なさわやかさもあり、急須で淹れた一煎目と二煎目の両方の味わいが楽しめる、いいとこ取りのような感覚だ。

想定価格は1000円弱程度。取扱店舗は「玉兎」のFacebookを参照のこと。京都府内限定で、扱う場所も現状はまだ少なく、「玉兎」に出合える場所は限られているのが残念。ゆくゆくはネットでも購入できるような体制を整えて欲しいものだ。

文/阿部純子

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