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57万人が選んだ男性アイドルグループの人気ランキング、3位EXILE、2位TOKIO、1位は?

2020.11.06

日々ファンに夢と希望を与える男性アイドルたち。現在、様々なグループが活躍しているが、その中でも特に人気のグループは何なのだろうか?

そんな「男性アイドルグループ」に関する意識調査がこのほど、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」により、約57万人を対象として実施された。

男性アイドルグループ総合ランキング TOP10

57万人が選ぶ2020年の男性人気アイドルグループは「嵐」が1位となり、 昨年2019年の調査でも1位にランクインしている。メンバーそれぞれに個性があり、多方面で活躍していることもあり幅広い世代に人気があった。

2位は「TOKIO」、3位は「EXILE」がランクインしており、どちらのグループも昨年の調査と同順位だった。

男女年代別ランキング TOP10

男女年代別の結果では、男女ともにすべての年代で「嵐」が1位を獲得し、圧倒的な人気が顕著にあらわれる結果となった。

2位以降の男性の結果を見てみると、「TOKIO」、「EXILE」、「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」がどの年代でも共通して上位にランクイン。その中でも10代と20代以降ではランキングの傾向に違いが見られ、10代では「BTS(防弾少年団)」や「ヒプノシスマイク」がランクインしている。一方、「TOKIO」や「EXILE」は男性の20代以降に人気が高いことがわかる。

その一方で、女性は全年代で共通して嵐以外でTOP10入りしているのは、「King & Prince」「BTS(防弾少年団)」のみだった。年代ごとに好きなアイドルグループの違いが見られ、特に10-20代と30代以降で違いが出ている。

今回の調査で特徴的だったのは「ヒプノシスマイク」の人気だ。 女性10代では「嵐」に次いで2位、20代でも6位と、若い女性を中心に非常に人気が高く、 男性10代でも5位にランクインしていた。

そのほか、10-20代では「Snow Man」、「Hey! Say! Jump」、「SixTONES」がランクインし、30代以降では「BIGBANG」や40代以降は「東方神起」など日本でデビューしてから10年以上経つK-POPグループの先駆けに近いグループへの人気がうかがえた。

また、10代はアイドル育成ゲームの「あんさんぶるスターズ!」、20代は恋愛アドベンチャーゲームの「うたの☆プリンスさまっ♪」などゲーム関連のアイドルグループがランクインしているのも特徴的だ。

人気No.1「嵐」と注目グループ「ヒプノシスマイク」の徹底解剖

嵐は圧倒的に女性ファンが多く、どの年代にもファンがいるが、10代は比較的少なく、20代以上のファンが多いことがわかる。中でも50代以上が約4割占めている。

男女ともに「大野智」が人気No.1で、特に男性40、50代以上に人気だった。男性2位、女性3位は「櫻井翔」で、10、20代からの人気が高い傾向が見られた。

女性2位には「相葉雅紀」がランクインしており、40、50代以上に支持されている。男性3位、女性4位は「二宮和也」で、男性10、20代に人気があった。

男女ともに5位は「松本潤」がランクインし、男性よりも女性に支持され、特に女性40、50代以上に人気があった。また、「グループとして好き」なグループ推しも2割以上いることが判明した。

男女別の「嵐」が好きな理由については、男女ともに「メンバーそれぞれに個性がある」が1位に。男性は約5割、女性は約7割と女性のほうが圧倒的に「個性があるから好き」という理由が高いことがわかった。

男性2位は「出演番組や作品が面白い」で、それに関連してかトークが上手い・面白いが上位に。女性2位と3位はほぼ同じでメンバー同士の仲の良さ、男性同様に出演番組や作品が面白いがランクインしている。

声優×ラップを融合させた新感覚プロジェクトで注目を集めている「ヒプノシスマイク」は、年代別ランキングでも10代女性2位という人気グループ。ファン層は、女性の割合が約6割と高く、若年層の10、20代のファンが多く約6割を占めている。

男女でランキングの上位の顔ぶれに大きな違いが見られる結果となり、18のキャラクター、メンバーがいるので割合も分散している傾向があった。ディビジョンや個性溢れるキャラクター、声優など様々な要素で楽しめるプロジェクトになっており、「プロジェクトとして好き」という回答も約1割となっている。

男女別で見てみると、 男性1位はオオサカ・ディビジョン「どついたれ本舗」のリーダーでお笑い芸人の「白膠木簓(ぬるで・ささら)」がランクインし、10代で人気の傾向があり、女性では6位にランクインした。

男性2位はシンジュク・ディビジョン「麻天狼(まてんろう)」のホストの「伊弉冉 一二三(いざなみ・ひふみ)」で、女性では10位となった。

男性3位はイケブクロ・ディビジョン「Buster Bros!!!(バスターブロス!!!)」の萬屋ヤマダの経営者である「山田 一郎(やまだ・いちろう)」で、女性では9位だった。

一方、女性1位はシンジュク・ディビジョン「麻天狼(まてんろう)」の医療系の会社員の「観音坂 独歩(かんのんざか・どっぽ)」という結果となった。女性の10、20代に人気がある一方で、男性では15位に留まっている。

女性2位はヨコハマ・ディビジョン「MAD TRIGGER CREW(マッドトリガークルー)」のヤクザの「碧棺左馬刻(あおひつぎ・さまとき)」で、特に女性20代で人気があり、男性では9位にランクイン。
女性3位はシブヤ・ディビジョン「Fling Posse(フリングポッセ)」のファッションデザイナーの「飴村乱数(あめむら・らむだ)」がランクインし、男性では16位だった。

男女別での「ヒプノシスマイク」が好きな理由について、第1位は「楽曲がよい」で男性では約5割、女性では約8割と女性のほうが顕著に“楽曲推し”という理由が多いようだ。

男性2位はメンバーそれぞれの個性、3位には独自の世界観がランクイン。女性2位、3位はほぼ同じで、独自の世界観や歌のうまさが約6割強という結果になった。

<調査について>
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15~69歳の男女
実施時期:2020年9月2日~7日
有効回収数:571,691サンプル
集計対象:有効回収数の中から、ランダム抽出した男女15-69歳の男女50,000サンプル

※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならないことがある。

出典元:LINEリサーチ(LINE株式会社)
https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/

構成/こじへい

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