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北海道は東京都、島根県は鳥取県!?47都道府県別の「ライバル視している県」ランキング

2020.11.07

この都道府県には負けたくない!「ライバル都道府県」ランキング

「埼玉VS千葉」「大阪VS京都」のようにテレビやインターネット上で「仲が悪い」と紹介されている都道府県が多くあるが、実際にその地に住む人たちは「ライバル県」についてどのような意識を持っているのか。

今回は、エイチームの「出身都道府県の自慢度とライバル都道府県」に関するアンケート調査結果を見ていこう。

出身都道府県の「自慢度」はどれくらい?

出身都道府県の「自慢度」を100点満点で回答してもらったところ、平均点が高い都道府県は、1位香川県(76点)、2位大分県(74点)、3位和歌山県(71点)、4位長崎県(70点)、5位福岡県(70点)となり、西日本のランクインが目立つ結果となった。全国の平均点は58点だったため、1位の香川県はかなり高い点数を獲得している。

ライバル都道府県が明らかに。

調査の結果、6割以上の人が「ライバルと思っている県がある」と回答していることがわかった。また、全国でライバル視されている県のランキングは、1位東京都(162票)、2位大阪府(98票)、3位神奈川県(75票)となった。

都道府県ごとに「ライバル県」を調査していくと、近隣の地域をライバルとしていることが多い。

北海道・東北では、東京をライバルとして捉えている県が多いことがわかった。福島県では、「ライバルは茨城県」と思っている人が多く、東北よりも関東に目を向けているようだ。

北関東では、栃木県をライバルと思っている県が多く、群馬県をライバルだと思っている県はない、という結果になった。千葉県と埼玉県、東京都と神奈川県はお互いのことをライバルだと思っている方が多いようで、関東の勢力図がはっきりしているのが見て取れる。

北陸では、富山県が圧倒的人気を誇る結果となった。富山県は石川県をライバル視していることから、富山VS石川という構図が浮かび上がってくるようだ。山梨県と静岡県はお互いをライバルとしている人もいることから、「富士山はどちらのものか」という普段からの争いが影響していることが考えられる。

東海では、三重県と岐阜県が火花を散らしている。また、愛知県は近隣の地域よりも、「第2の都市」大阪や、「第3の都市」福岡をライバルとしている人が多いようだ。

関西では、東京都をライバルとしている地域が多い結果になった。京都と大阪は、ともに関西の代表的な都市でありながら、お互いのことはライバルだと思っていないのがわかる。興味深いのは、関西では「お互いがライバル」という地域が全くないということだ。

四国・中国地方では、鳥取県と島根県がライバル関係にあるのが特徴的だ。愛媛県はかなり票が分かれていることから、明確なライバルがいないのかもしれない。四国では、徳島県をライバルと思っている県が半数という結果になった。

九州・沖縄地方では、東京都より大阪府をライバルと思っている県が多いようだ。また意外なことに、九州を代表する都市がある福岡県よりも、宮崎県のほうが「ライバル」としての人気が高いことがわかります。愛知県に「第3の都市」ライバルとされていた福岡県は、「第3の都市」争いの標的を、北海道(札幌)としているようだ。

まとめ

今回の都道府県自慢度調査では、毎年行われている「都道府県魅力度ランキング」とはまた違う結果になった。この結果から、魅力的な都道府県が、他県民に自慢ができる出身地とは限らない、ということがわかる。

「ライバル視している地域」については、他の地方に住んでいてはわからないような、県と県とのつながり方が見えるようだった。

テレビやインターネット上で「仲が悪い」と言われていた県どうしも、実はそれほど意識をしていなかったり、意外な地域をライバル視していたりするなど、面白い結果がわかった。

調査概要

調査対象:全国
調査方法:サイトを利用して引越しをした方を対象に、インターネットアンケートを実施
調査期間:2020年7月~10月
サンプル数:5,741件

構成/ino.

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