いまや専門店に引けを取らないクオリティに進化を遂げたコンビニスイーツ。各チェーン、趣向を凝らしたスイーツを販売しているが、特に人気のコンビニスイーツとは何なのだろうか?
そんな「人気のコンビニスイーツ」に関する意識調査がこのほど、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」により、日本全国の15歳~59歳の男女を対象にして実施された。
コンビニスイーツの人気は、セブン-イレブンとローソンが総合TOP2
どこのコンビニスイーツが最も好きかについては、全体では「セブン-イレブン」、「ローソン」が肩をならべつつも、「セブン-イレブン」が僅差でTOPとなり、どの年代も変わらず、この二つがTOP2という結果になった。
2位の「ローソン」は20代以降では3割前後の割合だが、10代のみ約2割となっており、この年代では3位の「ファミリーマート」が他の年代よりも人気が高く約2割と拮抗していることが影響していそうだ。
また、「ミニストップ」はどの年代でも1割程度の割合となった。
人気TOP5にはおやつの定番がランクイン、コンビニごとに個性的な品ぞろえも
よく買うスイーツについては、総合1位は「シュークリーム」、2位は「ソフトクリーム・アイスクリーム」でそれぞれ3割近くという結果になった。「シュークリーム」は、30~50代は男女ともに1位と比較的上の年代に人気がある。「ソフトクリーム」は、10代で圧倒的な人気を誇っていた。
3位は「ロールケーキ」、4位は「プリン」で、すべての年代の男女でランクインした。「プリン」は、特に10代・20代の女性で人気が高い傾向がある。いずれも王道ともいえるおやつが上位にランクインした。
また、コンビニによって人気スイーツに差があり、コンビニ別のランキングを見てみると、「セブン-イレブン」の上位は王道のスイーツがランクインしているが、6位に「わらび餅」、10位に「和パフェ」などの和風スイーツがランクインしており、他のコンビニより人気があった。
ウチカフェスイーツが人気の「ローソン」は、「ロールケーキ」が堂々の1位。その他には、チーズケーキも他のコンビニより人気があった。
そして「プリン」は「ファミリーマート」で人気が高い傾向があった。プリンと同様に品ぞろえが豊富な「かき氷・フラッペ系」は4位にランクインした。
「ミニストップ」は、コールド系のスイーツが人気で、特に1位の「ソフトクリーム・アイスクリーム」は約7割と圧倒的な人気を誇っている。アップルマンゴーや白桃など、季節限定の商品を提供している「パフェ」の人気が高いのも特徴だ。
<調査について>
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~59歳の男女
実施時期:2020年8月26日~28日
有効回収数:5252サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならないことがある。
出典元:LINEリサーチ(LINE株式会社)
https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/
※画像はイメージです。
構成/こじへい