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2022年11月には累計出品数が30億品を突破した日本最大のフリマアプリ、メルカリ。続々と大量の出品が行われるメルカリでは、一度その商品ページを離れてしまうと、もう一度同じ商品を探し出すのは至難の業だ。そんな時に役立つのが、商品の閲覧履歴。
本記事では、メルカリユーザーが覚えておきたい閲覧履歴の豆知識を紹介する。併せて、メルカリの「ブロック機能」についても覚えておいて損はないはず。閲覧履歴を賢く活用して、気になる商品を見逃すことなく手に入れよう。
メルカリの閲覧履歴とは?
メルカリの閲覧履歴とは、過去閲覧した商品が一覧で確認できる機能。商品への「いいね!」やコメントの有無は関係なく、商品ページを閲覧するだけで履歴が残る。現状では、直近で見た約200件の商品が閲覧履歴に残る仕組みになっており、同じ商品をもう一度見たい場合に便利な機能だ。
閲覧履歴を見るには、メルカリフッターメニューにある「マイページ」から「いいね!・閲覧履歴」を選択する。
まずは「いいね!一覧」が表示されるため、「閲覧履歴」をタップする。そうすると、今までに閲覧した商品が一覧で表示される。
メルカリの閲覧履歴はいつまで残る?出品者側にバレる?
ここからは、メルカリの閲覧履歴に関する豆知識を紹介する。閲覧履歴をいまいち使いこなせていない方は、ぜひ参考にしてほしい。
自分の閲覧履歴を消したい時の削除方法は?
現状、メルカリの閲覧履歴を消す方法は存在しない。
ただし、新しい商品を見ると今までに見た古い商品の閲覧履歴が自動的に消えていくため、どうしても消したい閲覧履歴がある場合は、「新しい商品をたくさん見る」という荒ワザを使おう。
閲覧履歴が減るタイミングは?
メルカリの閲覧履歴は、3カ月以内に閲覧した商品が約200件まで表示される。最大件数まで履歴が貯まると、古い順に自動的に消去されていく仕組みになっているため、基本的に閲覧履歴が勝手に減っていくことはない。
しかし、過去に閲覧した商品が閲覧履歴から消えた場合は、出品者がその商品を削除していたり、公開停止にしていたりすることが考えられる。また、自分が特定のユーザーにブロックされている場合、ブロックしている側のユーザーの商品は閲覧履歴に非表示になるため、閲覧履歴が減っていると感じることもある。
閲覧履歴は相手(出品者)にも残る?
メルカリでは、足跡機能のような出品者に閲覧履歴が残る機能はない。そのため、出品者は誰が商品ページを見ているのか特定することはできない。
出品者が確認できるのは、その商品の閲覧数のみ。「マイページ」の「出品した商品」を選択し、「出品中」の商品一覧を表示すると閲覧数が確認できる。いいね!の数や、コメントの数の右側にある「目のマーク」がその商品の直近1カ月の閲覧数。同じ人が何度見ても1回にカウントされる。
見ていないものが閲覧履歴に出てくる場合は?
本来、見てもいない商品が閲覧履歴に残ることは考えにくいが、もしそのような現象が起きた場合は、別の人が自分のアカウントでログインしている可能性を疑い、メルカリのパスワードを変更しよう。
パスワードの変更は「マイページ」にある「個人情報設定」から、「メール・パスワード」を選択して行う。パスワードの項目に、現在のパスワードと新パスワード、新パスワード(確認用)を入力し「変更する」をタップするとパスワード変更が完了。それでも解決しない場合は、「お問い合わせ」からメルカリ事務局へ連絡し、見ていないものが閲覧履歴に出てくる旨を伝え、対処してもらおう。
覚えておくと便利な「ブロック」機能とは?
ブロック機能とは、特定のユーザーからの購入、コメント、いいね、フォローを制限することができる機能。良識から外れた値引き交渉をしてくる人や、異常に悪い評価が多い人、質問ばかりして返事をしない失礼な人など、「今後取引をしたくない」という相手に対して使うことができる。最後に、ブロック機能の設定方法と、ブロックされた側・した側がどうなるのかを紹介しよう。
ブロック機能の設定方法
ブロックの設定方法は、ブロックしたい会員のページ右上にある「・・・」(Androidは「︙」)をタップし、「この会員をブロックする」を選択する。その後「ブロックしますか?ブロックすると、あなたの出品に購入・コメント・いいね!などができなくなります。」とメッセージが表示されたら、「はい」を選択する。
(ブロックを解除したい場合は、同様の手順で「ブロックを解除」を選択しよう。)
ブロックされた側に通知されることはない
ブロックされてしまうと、相手ユーザーの商品に対し、いいね、コメント、購入、フォローができなくなる。なお、ブロックをしても相手には通知されないため、相手に気付かれることなく、安心して活用できる。
何の理由もなくブロックされるという事はあまり考えられないため、もしブロックされてしまったことに気が付いたら「なぜブロックされてしまったのか?」と考えるきっかけにしよう。
ただし、メルカリでは同じ人と何度も取引をすることは滅多にないため、ブロックを解除してもらうことに躍起になる必要もない。ブロックされている相手の商品は購入できないため、別の出品者の商品を探そう。
ブロックした側は、相手からの接触を防げる
先述の通り、今後取引をしたくない相手をブロックしても相手に通知されないため、ブロックしたことが相手に気付かれることは少ない。ただし、ブロックした相手がコメントを残そうとしたり、いいね!やフォローをしたりすると、「確認:出品者よりブロックされているため、この商品へのコメント、購入、いいね!フォローはできません」とエラーメッセージが表示される。
これにより、稀にブロックしたことに気付かれてしまうこともあるが、ブロックした相手が接触してくることもないため、気にかける必要はないだろう。
自分からブロックしたユーザーは、マイページの個人情報設定から確認できる。メルカリのフッターメニューにある「マイページ」をタップし、「個人情報設定」を選択すると、「ブロックした一覧」が表示される。
個人同士の取引のため、ブロック機能があると安心できるというユーザーも多い。よほど悪質なユーザーでなければ、ブロックしたことによってトラブルになることはないが、もしもブロックが原因で何らかのトラブルが生じた場合は、メルカリ事務局に連絡をして対処してもらおう。
文/oki