古き良き日本の伝統が息づく古都・奈良。悠久の歴史が感じられる同県にて、特に多くの人から「住みここちが良い」と評価される街や、「住みたい」と憧れを抱かれる街とはいったいどこになるのだろうか?
そこでこのほど、大東建託株式会社が過去最大級の居住満足度調査を行い、集計した「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2020<奈良県版>」 「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2020<奈良県版>」を紹介していきたい。
「街の住みここち」総合トップ5は「北葛城郡王寺町・北葛城郡広陵町・生駒市・葛城市・橿原市」
○住みここちトップは「北葛城郡王寺町」北葛城郡王寺町が、交通利便性や親しみやすさ、行政サービスなどが評価され、昨年同様1位となっている。同じく北葛城郡の広陵町は、静かさや治安、行政サービスなどが評価され、昨年同様2位となっている。
○住みここちトップ10は、北西部に集中住みここちトップ10にランクインした自治体はいずれも北西部に位置し、大阪や京都にアクセスしやすく、ベッドタウンという性格をもつ町だ。
居住地域の満足度について、大変満足:2/満足:1/どちらでもない:0/不満:-1/大変不満:-2という選択肢の平均値でランキングを算出。総回答者数は4,304名で50名以上の回答が得られた自治体が対象。
「住みたい街(自治体)」総合トップは「奈良市」
○住みたい街は、住みここち6位の奈良市が得票率1.4%で1位。2位は住みここち5位の橿原市、3位は住みここち1位の北葛城郡王寺町となっている。
○“現状肯定派”が主流なようで、「住みたい街は特にない」が52.5%、「今住んでいる街に住み続けたい」が21.5%。合計74.0%と高い比率になっている。
県内のみを集計対象とした順位。
<詳細データについて>
本調査は今回が第2回目となる。詳細については、「住みここちランキング」WEBサイト(https://www.eheya.net/sumicoco/)または大東建託株式会社「賃貸未来研究所」公式WEBサイト(https://www.kentaku.co.jp/miraiken/ )を参照にしていただきたい。
ニュースリリースはこちら▶https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/
<調査概要>
◇調査方法
株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
◇回答者
奈良県居住の20歳以上の男女、2019年度・2020年度累計4,304名の回答を「住みここち」として集計し、2020年度回答者1,672名の回答を「住みたい街」として集計。
[男女比] 男性49.5%: 女性50.5%
[未既婚] 未婚30.4%: 既婚69.6% [子ども] なし 34.5%: あり 65.5%
[世代比] 20歳代11.6%、30歳代21.2%、40歳代26.2%、50歳代22.0%、60歳以上19.0%
◇調査期間
2020年3月17日(火)~4月3日(金) :2020年度調査
◇調査体制
調査企画・設問設計・分析:大東建託賃貸未来研究所 宗健(所長)、調査票配布回収:株式会社マクロミル
◇回答方法
住みここちランキングは現在居住している街についての「全体としての現在の地域の評価(大変満足:2 満足:1 どちらでもない:0 不満:-1 大変不満:-2)」の平均値を集計して作成。住みたい街ランキングは、フリーワード・サジェスト(入力された単語をもとに複数の候補を表示する)方式の回答をもとに投票数でランキング。
※調査は、2020年3月17日から4月3日にかけて実施しているが、「コロナ」に関するフリーコメント記載はほぼなく、コロナによる「住みここち」「住みたい街」ランキングへの影響は、ほとんどないと思われる。
出典元:大東建託株式会社
構成/こじへい