少しずつ肌寒くなってきた今日この頃。夏場のバスタイムはシャワーでささっと済ませていた人でさえ、「熱いお湯につかって身体を温めたい……」と思う日が増えてきたことだろう。
そんな「お風呂事情」に関する意識調査がこのほど、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」により、日本全国の15歳~59歳の男女を対象にして実施された。
シャワー派と湯船派はほぼ半々、20代はシャワー派が6割以上
普段の入浴方法について、全体では「シャワー派」が52%、「湯船派」が47%と若干「シャワー派」が多いものの、あまり差はなく同じくらいの割合ということがわかった。ただし、年代別に見ると、20代では「シャワー派」の方が多く、6割以上という結果になった。
ほかにも、10代、30代~40代では「シャワー派」と「湯船派」がほぼ半々。「湯船派」が「シャワー派」よりも多かったのは唯一50代で、「湯船派」が6割弱で他の年代よりも高い傾向だ。
グラフには掲載がないが、女性は10代~20代に「シャワー派」が多く、30代以降になると「湯船派」が増える傾向が見られ、一方の男性は、20代~40代に「シャワー派」が多く、10代・50代は「湯船派」が多い傾向があった。
入浴時間については、「シャワー派」も「湯船派」も11分~20分未満が最も多いことがわかった。
「湯船派」は21分以上が過半数を超え、比較的時間をかけてゆっくりと入浴する傾向が見られる。「シャワー派」は20分未満が7割近くと、入浴自体をさっと済ませる人が多い様子だった。
また、10分以下という短時間も一定層おり、「湯船派」は2割弱、「シャワー派」は約3割という結果となった。
さらに、「30分以上」入浴するのは女性の方が多く、一方で「10分以下」は男性の方が多い傾向になっている。
30代・40代は銭湯やスーパー銭湯に行く割合が高い傾向
ふだん、銭湯やスーパー銭湯※(※街なかにあるもの/観光地にある温泉施設はのぞく) に行くかについては、全体で「まったく行かない」と回答した人は3割台半ば、「よく行く/たまに行く」という人は約3割いることがわかった。
年代別に見ると、30代・40代は銭湯/スーパー銭湯に行っている割合が他の年代より若干高く、40代以上では「よく行く」という割合が高くなっている。10代での「よく行く」「たまに行く」の割合は合わせて2割弱で最も低い結果となった。
<調査概要>
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~59歳の男女
実施時期:2020年9月18日~20日
有効回収数:5252サンプル
出典元:LINEリサーチ(LINE株式会社)
https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/
構成/こじへい