おいしいコーヒーを気軽に味わえるコーヒーメーカー。機能性もデザイン性も年々進化しているが、中でも全自動のコーヒーメーカーは、豆の状態からでもコーヒーが淹れられてとても手軽だ。ここでは、編集部が選んだ全自動コーヒーメーカーのおすすめをランキング形式で紹介する。
全自動コーヒーメーカーのおすすめランキングベスト8
新しくコーヒーメーカーを買うならどれを選ぶべきだろうか。今回は、1台で豆挽きから抽出まで完了するミル付きの全自動式コーヒーメーカーをピックアップ。数ある機種の中から、機能性・デザイン性を重視して8台を厳選した。
1位 「挽き分け」と「淹れ分け」ができるパナソニックのミル付き沸騰浄水コーヒーメーカー「NC-A57」
パナソニックのミル付き沸騰浄水コーヒーメーカー「NC-A57」は、豆を粗挽き・中細挽きにする「挽き分け」と、リッチ・マイルドからコースを選ぶ「淹れ分け」との組み合わせにより、4種類から好みの1杯を味わえる。
30分後に自動的に保温温度を下げて煮詰まりを軽減し、飲み頃の温度と味をキープ。デカフェ豆コースを選べば、物足りなく感じがちなカフェインレスのコーヒー豆でもコクのあるコーヒーになる。ミルの自動洗浄機能付きで、手入れもラクだ。
自分好みの味に調整できる点と使い勝手の良さを総合的に評価した結果、パナソニックの沸騰浄水コーヒーメーカー「NC-A57」が1位となった。
2位:油分ごと抽出して深いコクに! シロカの全自動コーヒーメーカー「カフェばこSC-A351」
シロカ「カフェばこSC-A351」は、ステンレスメッシュフィルターでコーヒー豆から出る油分まで抽出し、コク深い味わいに。
また、プログラムには蒸らし工程も含まれ、コーヒー本来のおいしさを引き出す。水タンクやミル付きバスケットは着脱可能で手入れがしやすい。すっきりしたコンパクト設計で、置き場所にも困らない。
【参考】シロカ公式サイト製品詳細ページ
3位:おしゃれなミル付きコーヒーメーカー! 無印良品の豆から挽けるコーヒーメーカー 「MJ-CM1」
無印良品のコーヒーメーカーは、豆の味と香りを損なわないよう、低速で均一な大きさに豆を挽けるフラットカッターミルを採用。粗挽きから細挽きまでの5段階から好みの挽き方を設定できる。
湯の温度はコーヒーの香りを引き出すのに最適な87℃をキープし、30秒間の蒸らし工程も加えるなど、プロのハンドドリップを忠実に再現する。タイマーの設定が可能で、好きな時間に淹れたてのコーヒーを味わえる。
4位:おしゃれで安い!アイリスオーヤマ 全自動コーヒーメーカー「IAC-A600」
おしゃれな全自動コーヒーメーカーをお手頃価格で手に入れたいなら、赤がアクセントになったアイリスオーヤマの製品がおすすめだ。
粗挽き・中挽きから挽き方を選べて、コーヒーカップ4杯分までドリップできる。豆の持つコクや旨味まで抽出できるメッシュフィルターを採用。ドリップ終了後は40分間の保温が可能だ。水タンク、メッシュフィルターは取り外しできて手入れも簡単。
5位:一人暮らしの部屋をおしゃれに彩る! レコルト グラインド&ドリップコーヒーメーカー フィーカ「RGD-1」
レコルトの「RGD-1」は、一人暮らしの部屋でも使いやすいコンパクトでおしゃれなデザイン。ホワイトのほかブラック、レッドの全3色をラインナップ。
コーヒーの味と香りを引き出すフラットカッターミルで、均一な中細挽きの粉に。蒸らし機能付きで、ハンドドリップのような深い味わいを堪能できる。本体以外は分解・丸洗いできて、手入れしやすい。
【参考】レコルト公式サイト製品詳細ページ
6位:スイス製のおしゃれなコーヒーメーカー! JURA全自動コーヒーマシン「ENA 8」
JURA「ENA 8」は、本体正面にTFTカラー液晶ディスプレイを備え、直感的に操作できる。レギュラーコーヒーやエスプレッソのほか、カフェラテなど全10種類のメニューをワンボタンで淹れられる。
クリスタルカラフェをイメージした円筒形の水タンクが美しい。シンプルかつエレガントで機能的なデザインは、オフィスでも映えるだろう。ブラックとホワイトの2色をラインナップ。
【参考】JURA公式サイト製品詳細ページ
7位:安いだけじゃない! デザインや機能面でもおすすめのシー・シー・ピー 全自動ミル付きコーヒーメーカー「BZ-MC81-BK」
シー・シー・ピー「BZ-MC81-BK」は、4杯分なら約5分で挽きたてのドリップコーヒーが完成。モードを選択してスイッチを入れると、青と赤のライトで運転状況がひと目でわかる。
30分の保温機能付きで、おかわりもおいしく飲める。メッシュフィルターとミル付きバスケットは丸洗いできて手入れも簡単だ。
8位:高保温力のポットでおいしさをキープ! サーモスの真空断熱ポット コーヒーメーカー「ECJ-700」
サーモスの真空断熱ポットコーヒーメーカーなら、魔法びん構造の真空断熱ポットに直接抽出されるので、煮詰まらずに淹れたての温度を長時間キープできる。
コーヒーを淹れてポットを持ち歩けば、家中どこでもあたたかいコーヒーを楽しめる。ポットの中せんは細かく取り外して洗えるので、簡単に手入れできて衛生的に使える。
【参考】サーモス公式サイト製品詳細ページ
ミル付きとは何? 美味しく飲むにはどんなものがおすすめ? コーヒーメーカーの選び方のポイント
コーヒーは挽きたてがやはりおいしい。また保存しておく時も、豆のままであれば香りも風味も損なわれにくい。ミル付きのコーヒーメーカーなら、豆から挽いて毎回おいしいコーヒーを淹れられるのでおすすめだ。以下、コーヒーメーカーの選び方のポイントを紹介する。
時間が経ってもおいしく飲みたければ、保温力に優れたコーヒーメーカーを
コーヒーメーカーの保温機能は、30分程度に設定されているものが多い。もっと長時間保温したければ、ポットの保温力が高い製品を選ぼう。例えば8位にランクインしたサーモス「ECJ-700」は、保温力の高い魔法びん構造の真空断熱ポットを採用しているので、淹れたての温度を長時間キープできる。
挽きたてのコーヒー粉の油分まで味わいたいなら、メッシュフィルターのコーヒーメーカーがおすすめ
メッシュフィルター採用のコーヒーメーカーは豆の油分まで抽出できるため、よりコク深いコーヒーに仕上がる。
一方、従来のペーパーフィルターで淹れると、さっぱりした飲みやすいコーヒーに仕上がる。両方のフィルターを併用できる機種もあるので、好みに合わせて選びたい。
【参考】シロカ 全自動コーヒーメーカー
ミル付きコーヒーメーカーには、自動洗浄機能を搭載したものも
全自動でコーヒーが淹れられるのは便利だが、使うたびにミルを洗うのは面倒。そんな人には、自動洗浄機能付きのコーヒーメーカーがおすすめだ。
ランキング1位で紹介したパナソニックの沸騰浄水コーヒーメーカー「NC-A57」は、挽きから抽出までの工程の中でミルを自動洗浄。手入れがラクな点も評価が高い。
ここまで機能性・デザイン性に優れたコーヒーメーカーを厳選して紹介してきた。生活スタイルに合った1台を見つけて、豊かなコーヒータイムを過ごしてほしい。
※データは2020年10月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文/ねこリセット