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広げると7.6インチのタブレットサイズに!話題の2画面スマホ「Galaxy Z Fold2 5G」はどこまで使えるのか?

2020.11.06

スマートフォンといえば、ディスプレイがむき出しになった形がもはや一般的になりつつあります。「画面を指でタッチして操作する」デバイスなので、ある意味当たり前ともいえるかもしれませんね。

そんなスマートフォンですが、フィーチャーフォンと比較すると、落下時にディスプレイが割れてしまう可能性が高かったり、サイズの大型化によって持ち運びに不便といった要素があるのも事実です。そんな問題を解決できそうなのが、革新的なデザインの「折りたたみスマートフォン」です。

スマートフォン世界ナンバー1シェアを誇る「Galaxyシリーズ」から、新たにこの折りたたみスマートフォン2モデル、横折りの「Galaxy Z Fold2 5G」と、縦折りの「Galaxy Z Flip 5G」が登場しました。どちらも発売は2020年11月上旬の予定ですが、一足先に実機を触る機会を頂いたので、その様子を紹介していきたいと思います。

折りたためばスマートフォン、開けばタブレット!?

まずは、横折り型の「Galaxy Z Fold2 5G」について。前モデルと比較すると、外側のディスプレイが大型化したり、3つのアプリを同時に開けたりと、使い勝手の向上が見られます。

折りたたんだ状態でも大画面! 開けばさらに大画面!

Galaxy Z Fold2 5Gは、開いた状態のディスプレイが約7.6インチとタブレット級の大きさになっています。ダイナミック有機ELディスプレイを採用しているので発色も良く、ブルーライトカット機能も搭載されています。

開いた状態での大画面は、形状的にも想像できる部分ですが、大きく進化したのが外側のディスプレイ。折りたたんだ状態で確認できる外側ディスプレイは約6.2インチと、一般的なスマートフォンと同等のサイズ感になっています。外側のディスプレイでも、ほぼ全てのアプリを起動できるので、SNSやインターネットの閲覧など、そこまで大画面を必要としないシーンでは、折りたたんだまま活用するのが便利でしょう。

折りたたみの角度で自由な使い方が!

折りたたみの部分(ヒンジ)は、好きな角度で固定できるので、様々な使い方ができます。ノートパソコンのように開いて上画面を動画、下画面に再生リストを表示したり、カメラを起動した場合は上画面に撮影画面、下画面にシャッターボタンとこれまでに撮影した写真を表示する、といった使い方も可能。活用の幅はかなり広い印象です。

また、完全に開いた状態でカメラを起動し、外側のディスプレイに撮影画面を表示することで、大きな画面で被写体を確認しながら、アウトカメラでのセルフィー撮影ができます。(下図参照)

大画面ディスプレイを活かしたマルチタスク

大画面ディスプレイは、当然ゲームや動画視聴といったシーンで迫力をもたせることができますが、それだけではありません。一般的なAndroidスマートフォンでは、画面を上下に分割して2つ表示する「マルチウィンドウ」機能が使えますが、Galaxy Z Fold2 5Gでは左の画面に1つ、右の画面に2つといった形で3つのアプリを同時に表示できます。

片側でゲーム画面を開きながら、攻略サイトとSNSを確認したり、ビデオ通話をしながらマップとブラウザを起動したりと、組み合わせは様々。3つのアプリを同時に起動することで、効率的に作業が行えるのではないでしょうか。

さらに縦折り型も実機検証

続いては、縦折り型の「Galaxy Z Flip 5G」。縦折り型ならではの、持ち運びはコンパクトに、使用時には大画面でといった使い方が便利なほか、こちらも折りたたみという形を活かした使用法が複数あるようです。

スマートフォンの概念を覆す携帯性?

何度も紹介してきた通り、Galaxy Z Flip 5Gは縦に折りたたむタイプのスマートフォンです。開いた状態でのディスプレイは6.7インチと比較的大きめなスマートフォンレベルですが、持ち運びの際にはこれが約半分になると考えられます。ポケットにしまってもかさばらず、はみ出す心配もあまりありません。

ディスプレイの素材は、「Folding Glass」というもので、その名の通り、折りたためるガラスになっています。触ってみたところ、折りたたみ部分にはやはり多少の凹凸がありますが、ディスプレイ自体はなめらかなさわり心地で、これが折りたためるのが不思議で仕方ありませんでした。

折りたたみを利用した写真撮影がおすすめ

こちらもGalaxy Z Fold2 5Gと同様ですが、折りたたみ部分は好きな角度で固定できます。撮影画面は上に、シャッターボタンは下に表示することで、スマホスタンドがなくても安定して撮影が行えます。

また、折りたたんだ状態での撮影も可能。その場合は、アウトカメラの横にあるウィンドウで被写体をある程度確認できるようになっています。

ウィンドウで通知を確認、開いてアプリ画面へ

先ほど登場したウィンドウは、スマートフォンで受信する様々な通知を確認できるようになっています。こちらをタップしてスマートフォンを開けば、そのままアプリ画面を表示することができます。いちいち、スマートフォンの大画面を確認しなくても良いのは、まさに“スマート”ですね。

ポップなカラーバリエーションで男女問わず使いやすい!?

カラーバリエーションはミスティック ブロンズ、ミラーパープル、ミラーブラックの3色(5G対応はミスティック ブロンズのみ)。ベーシックな黒に加え、ポップな紫と、ゴールドの高級感漂う配色も用意されているので、男女問わず違和感なく使用できるでしょう。

これからは折りたたみスマートフォンの時代!?

紹介してきた通り、Galaxy Z Fold2 5GとGalaxy Z Flip 5Gは、どちらもこれまでのスマートフォンとはひと味もふた味も違う使用体験ができる端末です。まだまだ折りたたみ端末の数は少ないですが、この先各メーカーがあとを追う形で折りたたみスマートフォンを発売していくこともあり得るでしょう。

まさに、“近未来を先取りした”ともいえるGalaxyの2つの折りたたみスマートフォン。特にガジェット好きの方であれば、使っていてワクワクすることはほぼ間違いないので、手にしてみてはいかがでしょうか。Galaxy Harajukuでは、発売に先駆けて端末を見ることもできますよ。

取材・文/佐藤文彦

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