猫が本気でじゃれる「猫じゃらし」の使い方!
ねこじゃらしを使って愛猫と遊ぼうとしても、なかなか思うようにじゃれてくれないと飼い主さんはモヤモヤしてしまうもの…。
しかし、飼い猫がじゃれてくれないのは、もしかしたら飼い主さんのじゃらし方に原因があるのかもしれません。では、一体どんなじゃらし方をすれば、猫が夢中で遊んでくれるのかを今回は解説いたします。
猫が本気で遊んでくれるじゃらし方とは?
①猫じゃらしを動かし続けない
猫をじゃらす時、ねこじゃらしを絶えず動かし続けてはいませんか。こうした遊び方をしている方はねこじゃらしを動かす手を数十秒止め、猫がおもちゃを待ち伏せたり、じっくり狙ったりできる時間を作ってみましょう。
そうした時間を設ければ、おもちゃに対して飼い猫の意識をより集中させることができるので、じゃれてくれやすくなります。おもちゃへの食いつきをよくするには猫が「この獲物をどう捕まえようか」「どう行動すれば獲物が逃げないだろうか」と考えられる時間を設けてあげましょう。
②不規則なスピードで動かそう
猫は一定のリズムで動くおもちゃには、すぐに飽きてしまいます。せっかく購入した電動おもちゃであそばなくなってしまうのも、獲物の行動が予測できて面白くないからです。
そのため、ねこじゃらしを使うときは動かすスピードを速くしたり、急に遅くしてみたりして不規則な動きになるよう、意識してみてください。遊ぶ場所を変えるのもおすすめです。自然界にいる獲物はみんな、予想外の行動をするものだからこそ、ワンパターンのじゃらし方は避けるようにしてみましょう。
③おもちゃを隠しながら遊ばせよう
人間が思っているよりも、猫ははるかに賢い動物なので、毎回同じおもちゃを使用していると飽きられてしまうことも…。こうした時は、カーペットの下や毛布の中におもちゃを隠し、モゾモゾと動かしてみると、狩猟本能をうまく掻き立てることができます。
ただし、その際は最終的におもちゃを必ず捕まえさせ、猫が満足して遊びを終えれるように配慮していきましょう。
④ジャンプさせよう
いつも部屋の中を走り回らせながら遊ばせている飼い主さんは多いかもしれませんが、ねこじゃらしを高く上げてジャンプを楽しませてあげると、消費されるエネルギーが増えるので、より満足度が高い遊びができます。猫が疲れやすくもなるので、飼い主さんにかかる負担も減るはずです。
ジャンプはカーペットなどの上でさせるようにすれば、老猫やマンチカンのように足腰が弱い子でも負担がかかりにくくなります。なお、ジャンプをさせる高さは飼い猫の身体能力や年齢、その日の体調に合わせて変えてみましょう。
猫は散歩をさせる必要がない分、遊びを通してストレスを解消し、良い刺激を与えてあげる必要がります。遊びで刺激を与えることは認知症の予防にも繋がるとされているので、最低でも1日に15分程度は思いっきり満足させてあげるようにしましょうね。
文/古川諭香(PETomorrow編集部)
Go To PETomorrow!! 人間の心揺さぶる犬猫記事はPETomorrow