色付き?柄物?世界で異なるマスク文化
Withコロナの時代になり、マスクは現代人のマストアイテムとなった。日本では多くの人々がマスクを着用しているが、世界の「マスク事情」はどうなっているのか。
今回ロコタビは海外在住者を対象に、新型コロナウイルス感染拡大によって変化している「現地の文化の変化」についての調査分析を行った。
義務!?任意!?異なるマスクの扱い
義務という概念がなくともマスクが「ソーシャルディスタンス」として機能している日本だが、国によってはマスクを着用すること自体文化になく、「マスク着用を拒否」するというニュースも見受けられる。
そのため、国によってはマスクの着用を義務としているが、義務化されたとはいえ、着用率が100%になることは難しいようだ。
マスク着用義務:香港、トルコ、ドイツ、スペイン、イタリア、南アフリカ、アルゼンチン、ホンジュラス、ブラジル、アメリカ
マスク着用任意:韓国、フランス、オーストラリア、スイス、カンボジア
着用するマスク、何色、何柄ですか?
ロコタビ調べでは海外在住日本人の「白色無地」がもっとも多い結果となった。白でなければいけない、という固定概念が騒がれた学校でのニュースがあったが、色や形にこだわらず「着用することに意味がある」という意味でも世界中のマスクの多様性知ってもらいたい。
白色の無地:香港、韓国、トルコ、カンボジア、オーストラリア、スペイン、ドイツ、アルゼンチン、サンフランシスコ、ホンジュラス
色付き無地:スイス、ニューヨーク、イタリア、ブラジル
柄物:フランス、南アフリカ
地元の方のマスク事情を教えてください
アンケートから在住国の町中で普段目にする「色付き」「柄物」を着用する地元の方が多いという結果がみられた。これは、アンケート回答者自身の海外在住日本人が着用するマスクの傾向とは大きく違う結果に。同じ国で住む人々でも「マスク」 に対して、お洒落や文化と合わせて「マスク」を楽しむ人が多いようだ。
白色の無地:香港、韓国、ホンジュラス
色付き無地:トルコ、カンボジア、スイス、オーストラリア、スペイン、ミラノ(イタリア)、ドイツ、ブラジル
柄物:クレモナ(イタリア)、南アフリカ、アルゼンチン、フランス、アメリカ
マスク着用からみる各国の特徴
各国でマスクを楽しむ、マスクで訴える、など様々な光景がみられるようだが、今まで不必要であったマスクを突然着用義務と言われて戸惑いを見せた人は今でも多くいるだろう。
また、カンボジアでは、マスクの裏表が分からずに付けている人が時々いることを目にするという回答が寄せられた。
調査概要
調査の方法:ロコタビ登録の海外15カ国在住ロコへのアンケート
調査主体:ロコタビ
構成/ino.