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ニューノーマルな生活へのシフトで体調が優れない人はチェックしたい自律神経不調時の13のサイン

2020.10.19

コロナによる外出自粛生活や、テレワークによる運動不足により、自律神経のバランスが乱れると、肩こりや腰痛をはじめ、さまざまな体調不良やメンタル不調が起きてくる。ニューノーマル生活では、出勤、テレワークなどさまざまな生活スタイルが考えられることから、自ら自律神経バランスを整える習慣を付けたいものだ。

そこで本シリーズでは、3回に渡って自律神経の専門家に、ニューノーマル生活における自律神経の整え方を聞く。

第2回目の今回は、自律神経の不調を示すチェックリストを紹介する。

第1回目はこちら

自律神経の不調をチェックしてみよう

自律神経専門整体師の原田賢さんによると、自律神経の乱れをしめす13のサインがあるという。

【取材協力】

原田賢さん
日本で最初の自律神経専門整体「元気になる整体院」代表。大学卒業後にサラリーマンとして働いていたが、過度な労働から自律神経失調症とうつ病を経験。自律神経に関係する全ての生活習慣や事柄をサポートしている。
https://genkininaru-seitai.com/

それがこの13項目だ。何個あてはまるかチェックしてみよう。

1.なんだか眠れない
2.めまいや耳鳴りがする
3.胸が苦しい、ザワザワする感じがある
4.電車に乗ると動悸がする
5.いつも手足が冷えている
6.体の一部だけ汗をかく
7.胸やけや満腹感が続く
8.下痢や便秘を頻繁に繰り返す
9.肩こりや腰痛がなかなか治らない
10.気候の変化に弱い
11.やけにまぶしく感じるときがある
12.のどに違和感がある
13.風邪でもないのに頭が重い

自律神経の乱れで起きる典型的な症状

これらのサインは、自律神経失調症のサインだという。自律神経失調症とは、交感神経と副交感神経のバランスが乱れることだ。

「自律神経が乱れると、本来、眠っているはずの交感神経が働き、緊張状態が続いてしまいます。これにより、さまざまな体調の不具合が起きてきます。
交感神経優位の状態が続くと、常に緊張していることになり、首や肩、背中の筋肉、さらには頭蓋骨を包み込む筋肉も硬くなり、脳脊髄液の流れも悪くなります。するとめまいや耳鳴りを起こすほか、脳の機能が低下し、ホルモンバランスにも悪影響を及ぼします。ホルモンバランスは自律神経にも関係するため、さらに自律神経バランスを乱すという悪循環に陥ってしまうのです。そして13のサインで示したような、さまざまな症状も出てきます。

特にビジネスパーソンのみなさんは、肩こりや腰痛に悩まされている方が多いです。自律神経の不調からくる筋肉の緊張は、なかなか治らない肩こりや腰痛につながっています」

自律神経の乱れで起きる症状は“生活習慣の見直し”から改善できる

「先の13のサインのうち、1つあてはまった方もいれば、複数あてはまった方もいるでしょう。これらの症状を一つ一つ改善していくことが自律神経失調症の回復につながります」

原田さんによると、症状を改善するためには、よくない生活習慣を見直す必要があるという。

「自律神経にとってよくない習慣とは、交感神経の働きが高まりすぎて、緊張状態が続くような習慣です。反対に自律神経にとって良い習慣とは、副交感神経の働きが高まり、リラックス状態が続くような習慣です。この副交感神経の働きが高まり、リラックスできるようになれば、ほとんどの症状が出なくなります」

次の記事では、主な症状の具体的な改善策を原田さんに教えてもらう。

【参考】
忙しいビジネスパーソンのための自律神経整え方BOOK

取材・文/石原亜香利

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