【削る・磨く】サンダー
「サンドペーパーを付けたプレートが小刻みに偏心運動して削る道具。楕円運動する『オービタルサンダー』、先端が尖り、細かいところも削れる『デルタサンダー』が最初の1台としてオススメ。円形の面が回転する『ランダムサンダー』は広い面を磨くのに便利」(DIYアドバイザー・山田芳照さん)
【サンダーの選び方】
●汎用のサンドペーパーが使える
●最初の1台はデルタサンダー
●広い面ならランダムサンダー
初心者でも使いやすい
京セラ『ミニサンダー S-5000』1万2000円
小型で低重心なので、操作性が良く初心者にも使いやすいミニグラインダー。しかも集塵機能がついているので、作業環境をクリーンに保つことができる。コード式。サイズ:W74×H121×L130mm、760g
片手で軽く使えるので、DIY初心者でも失敗が少ない。
家具の細かい部分の仕上げが得意
ボッシュ『吸じんマルチサンダー PSM 80A』8500円
アイロンのような形状により、隅々までしっかり研磨できるのが特徴のデルタサンダータイプ。吸塵機能も備え、微粒子フィルターでろ過したエアだけを排気してくれるのもうれしい。コード式。サイズ:W105×H154×L154mm、900g
ボディー内に吸い上げられた削りカスの処理が簡単なのも◎。
先端が三角形になっているので、細かく磨ける。
後片づけがラクチン
マキタ『充電式ランダムオービットサンダ BO180DRF』4万5400円
充電式なのにAC機と同等の回転数が出せて、パワフルに研磨作業ができるので効率的だ。切り粉は自動で集塵されて後部のダストパックに入るので、作業場が汚れることもない。サイズ:W123×H153×L175mm、1.6kg(バッテリー含む)
エルゴノミックデザインを採用したグリップで、作業内容によって握り方を変えられる。
取材・文/松尾直俊
家具の組み立てからロードバイクのメンテまで!ダイム11月号の付録は14のツールを搭載した本格派マルチツール「MULTI WRENCH&TOOL 14」
使いたい時にサッと取り出せて、すぐに作業ができる……DIME11月号の特別付録『DIME MULTI WRENCH & TOOL 14』は、工具のお手本のような折りたたみ式ツールだ。オープン、ソケット、棒などの各種レンチに加えて、プラスとマイナスのドライバーを合わせた計14種類が揃っている。気になる精度も高く、サイズに適合するネジ穴にピタッとはまり、締めたり緩めたりするのがラクにできる。家具の組み立てからロードバイクの整備まで様々なシーンで活用してほしい!