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目的、メリット、申請方法、期間、注意点、今さら聞けない「Go Toトラベルキャンペーン」の基礎知識

2020.10.14

10月から対象地域に東京も加わり、盛り上がりを見せるGo To トラベルキャンペーン。これを利用して、紅葉や温泉、スキーなど、秋冬のレジャーを検討している人も多いのでは。

しかし中には、「興味はあるけれど、なんだか面倒くさそう」「申請の仕方が難しいのでは?」と二の足を踏んでいる人もいるかもしれない。そこで本記事では、Go To トラベルキャンペーンとは何か、基礎的な部分を解説する。賢く活用して「コロナ禍の新しい旅行のかたち」を楽しんでみては。

Go To トラベルキャンペーンとは?

Go To トラベル公式サイトより

新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛等の影響により、売り上げが減少し多大な影響を受けた観光・飲食・イベント業界などを支援するための「Go To キャンペーン」のうちの一つ。「Go To トラベル」「Go To イート」「Go To イベント」「Go To 商店街」の4つがあり、「Go To トラベル」は観光庁が主体となり、国内旅行を対象に宿泊費やツアー代金などの旅行代金の支援が行われる。

なぜ始まったの?

感染対策として行われた渡航制限により、訪日外国人旅行者によるインバウンド需要が激減。国内旅行者にも自粛ムードが広がったことで観光業界には特に打撃が大きかった。そのため、日本在住者の国内旅行を対象として国が支援を行うことで、各観光地・輸送機関の景気・経済を回復させるために始まった。

また、それだけではなく毎朝の健康チェック、混んでいる場所は避ける、公共の場での会話は控えるなど、ウィズコロナの時代における「新しい旅のスタイル」を定着、普及させることも目的の一つだ。

どんなメリットがある?

Go To トラベル事業に加盟している旅行代理店(JTB、HISなど多数)や、オンライン予約サイト(楽天トラベル、じゃらんなど)を通して対象の国内旅行に申し込むと、旅行代金や宿泊代金の「2分の1に相当する額」の支援が受けられる。国内であればツアー、個人旅行どちらも対象で日帰り旅行も含まれる。

支援額は1人1泊当たり20,000円(日帰りの場合は10,000円)で、給付金の7割は旅行代金そのものの割引に、3割は旅行先で使える「地域共通クーポン」として付与される。

ただし、地域共通クーポンの配布は10月1日以降の出発から対象。それまでの旅行の場合は地域共通クーポンの配布は行われず、旅行代金の割引(総額の35%引き)のみの支援だった。連泊や1人当たりの利用回数に制限はないため、期間内であれば何度でも利用可能だ。ただし、今後の状況によっては、終了時期が変更する可能性もある。

申請方法は?

Go To トラベルキャンペーンによる割引の適用を受けるためには、Go To トラベル事業に参加登録をしている旅行会社やオンライン予約サイトから、対象の商品を申し込む必要がある。対象となる旅行会社やサイトはGO TO トラベルの公式サイトに公開されており、都道府県別に検索することも可能。個人旅行の場合、対象の宿泊施設に直接申し込むことでもキャンペーンが適用される。

Go To トラベルの注意点

便利でお得なGo To トラベルキャンペーンだが、利用するにあたっていくつか注意しておくべき点もある。せっかくの支援が適用されなくなることもあるため、これから利用しようと考えている方は必ずチェックしてほしい。

期間はいつからいつまで?

Go To トラベルキャンペーンの対象期間は、2020年7月22日~2021年3月15日。ただし、商品の販売期間(Go To トラベルキャンペーン対象商品を販売する期間)は2020年7月22日~2021年1月31日までとされている。ただし、これはあくまでも現時点での目安。予算の状況などによっては早期終了の可能性もある。

事後に申請できる?

現在、旅行をした後に申請を行う「事後申請」は行っていない。2020年7月22日以降の出発、2020年8月31日までに終了した旅行(9月1日チェックアウト分)で、かつGo To トラベルキャンペーン対象になっているものに関しては、予約した旅行会社やオンライン予約サイトでの手続き、Go To トラベル事務局に申請書などの必要書類を提出することで事後の申請が認められていたが、この申請は9月を持って終了したため現在は行われていない。

レンタカー、新幹線、夜行バスなどは対象?

旅行の行き帰りや現地で利用する交通機関に関しては、「対象になるものとならないものがある」ので覚えておきたい。

新幹線やレンタカー、飛行機など交通機関を利用する際の料金は「宿泊とセットになったプラン」か「現地での食事、アクティビティなどとセットになったプラン」を申し込んだ場合に割引の対象となる。旅行会社などのプランを利用せず、個人で手配した航空券や新幹線のきっぷ、レンタカー代金などは割引の対象外。その場合は、宿泊施設のみが割引の対象となる。

レンタカーの場合、割引の対象外であっても旅行会社などから受け取る「地域共通クーポン」を利用できる店であれば、結果的に割引料金で利用できる可能性はある。マイカーを利用して旅行に行く場合は、「宿泊+高速道路周遊パス」などのプランに申し込むことで割引が受けられる。夜行バスの場合も同様だ。宿泊やアクティビティなどとセットではない単体の利用は割引の対象外となる。

どの交通機関の場合も、個人で手配したものは割引にはならず、旅行会社のプランやパックを利用することで割引の対象になるということを覚えておこう。

文/oki

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