情報化社会を生きるビジネスリーダーにとって、如何に信頼度の情報源から最新情報をキャッチし、ビジネスレベルに落とし込めるかが成功のカギとなる。
では、経営者・幹部クラスのエグゼクティブたちは、日ごろどのようにアンテナを張って情報収集をしているのか、また、コロナ禍で情報収集方法に変化はあったのだろうか。
このたびエグゼクティブ向けの転職・キャリア支援サービスを展開する株式会社 経営者JPにより、エグゼクティブ男女約2,000 名(有効回答数 103名)を対象にした、「情報収集」に関する意識調査が行われたので、その結果を紹介していきたい。
情報収集ための1カ月のサブスプリプション料金は「1万円以上」が 20.4%
近年月額使用料のかかる新聞系メディアや有料ニュースレターなど、情報収集においてもサブスクリプションサービスが増加。
今回の調査で最も多い回答は「無料」が24.3%だったが、次に多い回答は「1万円以上」が20.4%だった。回答のあったなかで最も高い金額は月に「5万円」。月にお金をかけない派と、複数サービスを利用する派で分かれているようだ。
20代~60代のどの世代においても、情報収集では「対面」を重視
40代、50代での情報収集は、「リアルコミュニケーション(対面)」が84.0%で1位という結果に。WEBやスマホ、音声メディアなどの情報収集ツールがあるなかでも「対面」でのコミュニケーションが重視されていることがわかる。
コロナ後に利用増加メディア1位は「YouTube」、2位は「読書」
コロナで利用頻度が増加したメディアは、全世代において「YouTube」が1位だった。次いで増えたのは「書籍」、「SNS」という結果に。コロナ禍により、家に居る時間が増加したことで、これまでよりも、ゆっくりと時間を過ごしているのかもしれない。
情報収集時間は「帰宅後」/ジャンルは、「ビジネス」が98%
エグゼクティブ が情報収集を行う時間は、「帰宅後」という回答が69.9%で1位となった。「テレワークなので随時行う」というコロナ禍ならではの回答も寄せられた。ジャンルは98.1%が「ビジネス・企業情報」と回答。次いで、50%以上は「経済」「政治」「グローバル情勢」と続いた。
普段利用しているニュースメディアは「日本経済新聞電子版」!
エグゼクティブが普段使用しているニュースメディアは「日本経済新聞電子版」63.1%と最も多い回答となった。次いで、「Yahoo!ニュース」「ダイヤモンド・オンライン」、「東洋経済オンライン」、という結果になった。
<調査概要>
・実施期間:2020年9月8日~2020年9月17日
・調査対象:経営者及び人事にかかわる男女
・調査機関:経営者JPメルマガ会員:約2,000名(有効回答数103名)
・調査手法:インターネット調査
出典元:株式会社経営者JP
http://www.keieisha.jp/
構成/こじへい