iPhone 12と同時に発表されたiPhone 12 mini。発売は11月だが、5Gにも対応するとあって、iPhone SEユーザーにとっても気になるモデルだろう。
そこで、iPhone SEを買い取りに出そうか?と考えている人のために、通信キャリアやアップルの買い取り価格、中古スマホ販売会社の状況などをまとめてみた。
まずは、通信キャリアを代表して、ドコモを例にiPhone SEの買い取り状況を確認してみたい。
ドコモのiPhone SE買い取りサービス、「下取りプログラム」とは?
「下取りプログラムとは、iPhone SEの下取り申込みをして預けると、携帯電話機などの購入代金を割引くサービス。
【参考】下取りプログラム|NTTドコモ
ドコモのiPhone SEだけではなく、他社で販売されたiPhone SEも対象になるが、以下の条件を満たす必要がある。
ドコモのiPhone SEの買い取りの場合
下取りの申込みをする自回線の機種購入履歴に、iPhone SEがきちんと登録されていて、不備や不正、機種購入代金の未払いがないこと。
他社のiPhone SEの買い取りの場合
1.正規店で買ったiPhone SEであること。
2.新規契約(MNP含む)と同時に、ドコモのiPhone、iPad、スマホやタブレット、ドコモのケータイを購入し、iPhone SEの下取り申込みをすること。
3.iPhone SEにネットワーク利用制限がかかっていないこと。
4.iPhone SEの基盤が破裂、機種が判別不可でないこと。またiPhone SE本体の一部部品のみではないこと。
5.iPhone SEに記録されているメモリやデータが消去されていること。
6.iPhone SEが改造されていないこと
7.iPhone SEの所有権を本人が持っていること
8.iPhone SEのアクティベーションロックを含む、各種ロックが解除できること
買い取りの前に、データのバックアップを実施する
以上の条件を満たしたiPhone SEは下取りの対象になる。念のためデータのバックアップをしておこう。
【参考】iPhone、iPad、iPod touch をバックアップする方法|アップル
ドコモの「下取りプログラム」を使ったiPhone SEの買い取り価格
iPhone SEには2世代のモデルが存在する。
2016年3月22日に発表された、「iPhone SE(第1世代)」と、2020年4月15日に発表された、最新のiPhone、「iPhone SE(第2世代)」だ。
iPhone SE(第1世代)
iPhone SE(第2世代)
ドコモの公式サイトで下取り価格を明記しているのは、iPhone SE(第1世代)。
店頭/郵送での下取り価格(税込)の例は以下の通り。
ドコモが販売した「iPhone SE(第1世代)」の良品、買い取り価格例
・16GBモデル/3500円
・32GBモデル/4500円
・64GBモデル/5500円
・128GBモデル/7000円
ドコモが販売した「iPhone SE(第1世代)」の画面割れ品、買い取り価格例
・16GBモデル/1100円
・32GBモデル/1400円
・64GBモデル/1700円
・128GBモデル/2100円
ドコモが販売した「iPhone SE(第1世代)」の機能不良品、買い取り価格例
・16GBモデル/100円
・32GBモデル/100円
・64GBモデル/100円
・128GBモデル/100円
au/SoftBankが販売した「iPhone SE(第1世代)」の良品、買い取り価格例
・16GBモデル/2500円
・32GBモデル/4000円
・64GBモデル/5000円
・128GBモデル/7000円
au/SoftBankが販売した「iPhone SE(第1世代)」の画面割れ品、買い取り価格例
・16GBモデル/800円
・32GBモデル/1200円
・64GBモデル/1500円
・128GBモデル/2100円
au/SoftBankが販売した「iPhone SE(第1世代)」の機能不良品、買い取り価格例
・16GBモデル/100円
・32GBモデル/100円
・64GBモデル/100円
・128GBモデル/100円
auの「下取りプログラム」とは?
auも、適用条件を満たし、機種変更でiPhoneやauのスマートフォン、auのケータイまたはauタブレットを購入すれば、iPhone SEの下取りが可能だ。
特典(下取り価格)はPontaポイント(法人契約の場合はauポイント)加算となり、機種変更の本体価格の割引以外にも利用できる。
下取り対象機種は、KDDI(au含む)に登録され、3か月(91日目)以上使ったiPhone SEとなる。電源が入らない、製造番号が確認できないといったiPhone SEは対象外となるので、詳しくは以下のauの公式ホームページを確認したい。
auの「下取りプログラム」で「iPhone SE」の買い取り価格はいくら?
それでは、auのiPhone SEの下取り価格(ポイント)をチェックしてみよう。こちらも、ドコモと同じく、公式サイトで「iPhone SE(第1世代)」の税込下取り価格(ポイント)の例を公表している。
「iPhone SE(第1世代)」の通常品、auでの買い取り価格(ポイント)例
・16GBモデル/3300円相当(3300ポイント)
・32GBモデル/3850円相当(3850ポイント)
・64GBモデル/4400円相当(4400ポイント)
・128GBモデル/4950円相当(4950ポイント)
「iPhone SE(第1世代)」の画面割れ品、auでの買い取り価格(ポイント)例
・16GBモデル/550円相当(550ポイント)
・32GBモデル/550円相当(550ポイント)
・64GBモデル/550円相当(550ポイント)
・128GBモデル/550円相当(550ポイント)
SoftBankの「下取りプログラム」とは?
iPhoneを機種変更で購入、もしくは乗り換え(MNP)で購入する場合に利用できるサービス。下取りするiPhone SEの状態に応じて、特典(PayPayボーナスまたは購入機種代金値引き)が付与されるもの。
※画像はイメージです。iPhone SEではありません
【参考】あなたのiPhone下取り額を今すぐチェックしてみませんか。
SoftBankの「下取りプログラム」で「iPhone SE」の買い取り価格はいくら?
では、SoftBank特典金額の例を見ていこう。以下はPayPayボーナスを選んだ場合の例で、下取り対象のiPhone SEが破損しているとSoftBankが判断した場合、特典金額が減額となる。また、機種によってPayPayボーナスと購入機種代金値引きの特典金額が異なる場合がある。
SoftBankもほかの通信キャリアと同様、「iPhone SE(第1世代)」の下取り価格が明記されている。ただし、ストレージ容量による金額差は示されていないので、あくまで参考例として確認いただきたい。
「iPhone SE(第1世代)」の正常品、SoftBankで機種変更する場合の買い取り価格例
・3600円相当
「iPhone SE(第1世代)」の破損品、SoftBankで機種変更する場合の買い取り価格例
・1080円相当
「iPhone SE(第1世代)」の正常品、SoftBankでのりかえ(MNP)する場合の買い取り価格例
・3600円相当
「iPhone SE(第1世代)」の破損品、SoftBankでのりかえ(MNP)する場合の買い取り価格例
・1080円相当
アップルでもiPhone SEは買い取りするの?
アップルでは、新しいデバイスを購入する際に、対象となる端末をオンライン、もしくはApple Storeで下取りに出すと、新しいデバイスの購入価格から下取り額分が割引されるサービスを行っている。
下取り相当額はApple Storeギフトカードで受け取り、好きな時に使うことも可能だ。