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これは便利!ちょっと大きめの水筒と思いきやスープや豆乳スムージーも作れるレコルトの「ソイ&スープブレンダー」

2020.10.11

家電ブランド「レコルト」の製品といえば、狭いキッチンにも収納しやすいコンパクトボディ、レトロポップなデザイン、そしてバリエーション豊富なカラーラインナップが特徴。しかも、コストパフォーマンスの高い製品が多く、若いユーザーからの人気も高い。そんなレコルトが10月下旬に発売を予定しているのが「ソイ & スープブレンダー(RSY-19)」だ。

この製品、簡単にいえば加熱機能を搭載したブレンダーなのだが、とにかく使い勝手がよい。しかも、レコルトらしいスッキリしたデザインで。カラーはレコルトの定番カラーともいえるクリームホワイトとレッドの2色。今回はレコルトのショールームまで足を運び、製品を実際にチェックしてみた。

それって普通のスープメーカーと何が違うの?

加熱機能を搭載したブレンダーと説明すると、家電に詳しい人なら「それってスープメーカーでは?」と思うかもしれない。スープメーカーとは、食材を粉砕しながら加熱することで、食材を投入したらボタンひとつでスープが作れるという家電。家電が温度制御をするので鍋への焦げ付きがなく、野菜を細かく切るという手間も必要ないので、「時間がないけれど野菜はたっぷり食べたい」というユーザーに人気がある。健康志向のユーザーに好まれる製品なので、最近は健康によいといわれる豆乳を作るコースを搭載している製品も多い。

本製品はまさにその、「豆乳が作れるスープメーカー」だ。本体内にはステンレス製の4枚刃があり、刃の下にはメニューにあわせて温度を自動調節する温度コントロールヒーターを内蔵する。

ただし、レコルトのソイ & スープブレンダーには、他製品と差別化している点が4つある。それが本体サイズとデザイン、シンプルな操作性、そして必要十分な機能だ。

まず注目したいのがデザイン。従来の標準的なスープメーカーはフードプロセッサーのような本体と鍋分離式が一般的で、サイズもフードプロセッサーと同じくらいのものが多い。最近は鍋一体型のシンプルデザインの製品も登場しているが、こちらも大きめの電気ポットほどの存在感ある大きさ。

スープメーカーの定番製品であるコイズミのスープメーカーKSM-1020。800mlの大容量。高機能だが本体サイズも大きめ

そんななか、今回レコルトが発表したソイ & スープブレンダーは本体サイズが約幅13.6×奥行き10.4×高さ21.6cmと、ちょっと大きめの水筒サイズ。同社の600mlサイズのミキサー「ガラスブレンダー リコ」と比較してもかなり小さいのがわかる。

デザインもハンドルがついたシンプルな筒型で「家電」感が少なく、出しっぱなしにしてもインテリアの邪魔をしない。本体サイズが小さい分、作れるスープ容量は最大350ml(1〜2人前)で、多くのスープメーカーが4人前前後のスープが作れることを考えると容量はちょっと少なめだ。

実際に豆乳作りを体験してみる

操作性については、実際に豆乳を作りながらチェックする。豆乳作りに必要な材料は大豆と水だけ。大豆は乾燥大豆も利用可能だが、メーカーは「一度浸水させたほうが滑らかで濃厚な豆乳が作れる」として、5時間前後浸水した大豆の使用を薦めている。使用する大豆の目安は、浸水した大豆なら約40g、乾燥大豆は約50g。あとは自分の味の好みにあわせて使用量を増減可能。自分好みの味に調整できるのは自宅で作る豆乳ならではの楽しみ方だ。

以下の写真は浸水した大豆40gと、MAXの水位線まで水をソイ & スープブレンダーに投入したところ。準備はこれだけと非常に簡単だ。

面白いのが、本体にフタをしっかり装着すると本体電源がONになること。これにより、フタの閉め忘れを防げるうえ、電源ボタンが必要がないのでより本体デザインをシンプルにできるというメリットがある。

フタを閉めると本体ハンドル部にある三つのボタンが光るので、あとは調理モードを選択するだけ。調理モードは「SOYMILK」「SOUP/PASTE」「JUICE/CLEAN」の3つ。今回は豆乳を作るので「SOYMILK」を選択。あとは約30分待つだけだ。ちなみに、豆乳が作れるのはSOYMILKモードひとつだけ。浸水大豆、乾燥大豆ともに同じコースを使い、調理時間もかわらない。

調理が終わったら、できあがった内容物をザルか布で漉して「豆乳」と「おから」に分離。これで豆乳の完成だ。ユーザーが実際に作業する実質的な作業時間は1分程度だ。

できあがった豆乳は非常に滑らかで、甘みが強く、しかも市販の豆乳よりも爽やかな大豆の香りを強く感じる。まるでサラサラの豆腐を飲んでいるかのような濃厚さだ。

味のよさとともに嬉しいのが豆乳の副産物である「おから」の存在。おからは食物繊維が多い上、低糖質なのでダイエットや健康のために小麦粉の代用として利用している人も多い。ただし、普通のおからは粒子が大きく口のなかにモシャモシャとした食感が残りがち。そこで、小麦粉の代用とする人の多くは「おからパウダー」を利用している。このおからパウダーは取り扱っていないスーパーも多いのだが、ソイ & スープブレンダーでできるおからは粒子がかなり細かいので、おからパウダーの代用としても十分使用可能だ。ザラザラした食感がほとんどないのでパンケーキやおからドーナツ、おから蒸しパン、ハンバーグの肉のかさ増しなど、多くの用途に使いやすい。

スープのほか、氷入りスムージーが作れるのは魅力的!

今回は豆乳を作ったが、調理モードを変更することでスープやスムージーも作れる。SOYMILKモードでは約92℃で30分ほどかけて加熱しながら食材を攪拌したが、SOUP/PASTEモードでは約89℃でじっくりと食材に火を通しながら25分ほどかけて調理。食材に対する水分量を減らせば、ソースやベーストといった面倒な料理も手軽だ。

そして、個人的に魅力的だと感じたのは、加熱せずにブレンダーとして利用できるJUICE/CLEANモード。このジュースモードでは、約35秒攪拌したあとに休憩し、40秒攪拌、休憩、65秒攪拌、と断続的に攪拌と休憩を繰り返す。一般的なスムージーの攪拌時間は30秒前後なのに対し、本製品は攪拌時間が約2分半と非常に長い。このため、一般的なブレンダーで作るよりも、滑らかで美味しいスムージーになるという。

JUICE/CLEANモードに「CLEAN」とあるように、本製品使用後のメンテナンスもこのモードを利用する。本体は丸洗い不可で、調理後は350mlの水と台所用中性洗剤をいれてJUICE/CLEANモードをスタート。あとは汚れた水を捨ててなかをサッと拭くだけだ。

意外となかったこの大きさ。少量調理に手軽で便利

ソイ & スープブレンダーは、とにかくこのコンパクトさが魅力。従来までのスープメーカーは、本体サイズが大きいので狭いキッチンでは「出しっぱなし」にするのが難しかった。しかし、一度収納してしまうと、今度は出すのが面倒で使わなくなるという悪循環になりやすい。一方、本製品はちょっと大きめの水筒サイズで、保管時は本体内に電源コードを収納してしまえば一見すると家電にはみえない。このため、キッチンに出したままでもインテリアの邪魔をしないのが魅力的だ。

また、容量350mlで少量のスープが作れるのも、一人暮らしや少人数家庭には嬉しいポイント。大容量スープメーカーでは作りにくかったソースや離乳食などの少量調理が手軽にできるのは魅力的だ。

製品情報

・希望小売り価格:税別1万円
・本体サイズ:約幅13.6×奥行き10.4×高さ21.6cm
・本体重量:約990g
・内容量:約350ml

取材・文/倉本 春

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