日常生活に必要不可欠な存在となっているコンビニ。その数は日本全国で58,000店を超えるという。誰しも日常的に利用するコンビニでの決済は、やはりキャッシュレス・バーコード決済が便利だ。特に今、利用者が増えているのがLINE Pay。多くの人に馴染みがあるLINEアプリでキャッシュレス決済ができ、コンビニとの相性も良い。
そこで今回は、LINE Payが利用できるコンビニとその使い方、チャージ方法、利用する際の注意点を解説する。
LINE Payが使えるコンビニと使い方
LINE Payで決済可能なのは、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、ポプラ、セイコーマート、デイリーヤマザキなど主要な各コンビニチェーン。今もなお、LINE Payが使える加盟店は拡大している。
先に挙げたコンビニでは、「コード決済」と「LINE Payカードによる決済」の2パターンに対応している。コード決済の場合、LINEアプリの「ウォレット」タブから「コード決済」を選択し、QRコードを表示する。(LINE Payアプリを使っている人は、LINE Payアプリのトップに表示されている「QRコード」をタップ)店頭でこのQRコードをスキャンしてもらえば、コード決済が完了する。LINE Payカードで支払いをしたい時は、支払い時に「(JCB)カードで」と伝え、カードを提示するだけ。クレジット決済時と同様、「お客さま控え」も発行される。
LINE Payカードはコンビニで購入できる?
プリペイド式LINE Payカードの販売は2018年1月15日で終了。現在はコンビニで購入することはできない。LINE Payカードを発行するためには、LINE(オンライン)からの申し込みが必要だ。LINE Payの設定画面にある「LINE Payカード」のタブから簡単に発行手続きができる。
LINE Payはコンビニでもチャージはできる!その方法は?
LINE Payは、コンビニでチャージをすることができる。チャージ方法や上限額などはコンビニによって異なるため、それぞれの手順をあらかじめ確認しておこう。いずれの方法もチャージ手数料は無料だ。
セブンイレブン
セブンイレブンでは2つの方法で現金でのチャージが可能。本人確認が済んでいる場合、1回でチャージできる金額は1,000円~50万円で、その範囲内であれば1,000円単位でチャージができる。
1つ目の方法は、セブン銀行ATMでQRコードを使ってチャージする方法。LINE Payトップ画面から「チャージ」タップし、「セブン銀行ATM」を選択する。「次へ」をタップすると、コードリーダーが起動。セブン銀行ATMの画面で「スマートフォンでの取引」をタッチして、QRコードが表示されたら、先ほど起動したコードリーダーで読み込みをする。その後、スマホに4桁の番号が表示されたら、ATMのテンキーでこの番号を入力し「確認」をタッチ。入金口が開いたら、チャージしたい現金を投入すればチャージが完了する。
2つ目の方法は、セブン銀行ATMにLINE Payカードを挿入してチャージを行う方法。LINE Payカードをセブン銀行ATMに挿入して「ご入金」をタッチする。入金口が開いたら、チャージしたい現金を投入すればチャージが完了する。
ファミリーマート
ファミリーマートでは、「Famiポート」を利用して現金のチャージが可能。本人確認が済んでいる場合、1回でチャージできる金額は1,000円~29万9,000円で、その範囲内であれば1,000円単位でチャージが可能だ。
まず、LINE Payトップ画面から「チャージ」タップし、「Famiポート」を選択。チャージする金額を入力し「チャージ」をタップすると、受付番号と予約番号が表示される。次にファミリーマート店内に設置されているFamiポートの操作に移り、Famiポートのトップ画面に表示されている「代金支払い」をタッチ。「各種番号をお持ちの方」内の「イーコンテクスト(インターネット受付)」を選択する。「番号入力画面に進む」をタッチして、受付番号と予約番号を入力。内容を確認して「OK」をタッチするとレシートが発行され、それをレジに持参し支払いをするとチャージが完了する。
ローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100
ローソンでは、LINE Payカードでの現金チャージが可能。1回でチャージできる金額は1円~4万9,000円。その範囲内であれば1円単位でチャージができる。レジでLINE Payカードを店員に渡し、チャージしたい金額を伝え、現金を支払うだけでチャージが完了する。
コンビニでLINE Pay利用する際の注意点
最後に、コンビニでLINE Payを利用する前に覚えておきたい注意点を紹介したい。レジで慌てることのないよう、事前に注意点を確認してほしい。
LINE Payで決済できないものがある
コンビニでは、「LINE Payで支払えないものがある」ことに注意しよう。いずれのコンビニの場合も、QUOカード、切手・はがき、印紙、公共料金・収納代行票、コピー・FAX、宅急便やゆうパックの送料・ギフト券・オンラインプリペイドカード・地区指定のゴミ袋などの支払いはLINE Payを利用することができない。
クーポンは有効期限と利用可能回数をチェック
LINE Payクーポンは頻繁に更新されるため、数日から数週間で期限が切れてしまうものも少なくない。コンビニで使えるクーポンを利用する場合は、忘れずに有効期限の確認を行おう。
また、クーポンの内容によって「期間内に何度でも利用可能なもの」と、「1回限り利用可能」なものがある。有効期限に加え、利用回数も併せてチェックしてほしい。
文/oki