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日常生活に必要不可欠な存在となっているコンビニ。その数は日本全国で58,000店を超えるという。誰しも日常的に利用するコンビニでの決済は、やはりキャッシュレス・バーコード決済が便利だ。
特に今、利用者が増えているのがLINE Pay。多くの人に馴染みがあるLINEアプリでキャッシュレス決済ができ、コンビニとの相性も良い。
そこで今回は、LINE Payが利用できるコンビニとその使い方、チャージ方法、利用する際の注意点を解説する。
LINE Payが使えるコンビニと使い方
LINE Payで決済可能なのは、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、ポプラ、セイコーマート、デイリーヤマザキなど主要な各コンビニチェーン。今もなお、LINE Payが使える加盟店は拡大している。
LINE Payのコンビニでの支払い方法は「コード支払い」と「タッチ決済」の二種類
先に挙げたコンビニでは、「コード支払い」と「タッチ決済」の2パターンに対応している。コード支払いの場合、LINEアプリの「LINEウォレット」タブから「コードリーダー」を選択し、QRコードを表示する。(LINE Payアプリを使っている人は、LINE Payアプリのトップに表示されている「QRコード」をタップ)店頭でこのQRコードをスキャンしてもらえば、コード支払いが完了する。
なお、2022年7月1日からLINEのコード支払いはPayPayのQRコードに統一されているため、支払い時には「PayPayで」と伝えよう。
コード支払い以外の方法では、Visaの「タッチ決済」もしくはiDが利用できる。特にVisa LINE Payプリペイドカードでタッチ決済をした場合は、LINEポイントの還元も受けられるためお得だ。
Visa LINE Payプリペイドカードはコンビニで購入できる?発行方法とポイント還元を受けるための条件
LINE Payカードのサービスは2023年10月31日をもって終了。現在はコンビニやオンラインで購入することはできない。代わりに、年会費無料のバーチャルプリペイドカード「Visa LINE Payプリペイドカード」が利用できる。カードをApple Pay や Google Payに設定し、Visaのタッチ決済で利用すると、購入額の3%のLINEポイントが還元される(一人あたり1000ポイント/月のポイント付与上限あり)。
発行には、LINE(オンライン)からの申し込みが必要だ。LINEアプリのウォレットから「LINE Pay残高」をタップし、LINE Payメインメニューのカード情報のアイコンをタップ。Visa LINE Payプリペイドカードを選択し、「カードを発行する」をタップしてから「バーチャルカードを発行]」を指定すれば簡単に申し込みできる。
LINE Payはコンビニでもチャージできる!その方法は?
LINE Payは、コンビニでチャージをすることができる。チャージ方法や上限額などはコンビニによって異なるため、それぞれの手順をあらかじめ確認しておこう。いずれの方法もチャージ手数料は無料だ。
LINE Payのコンビニチャージ方法1:セブンイレブン
セブンイレブンではセブン銀行ATMを利用して現金でのチャージが可能となっている。
チャージ方法は、まず、LINE Payトップ画面から「チャージ」タップし、「セブン銀行ATM」を選択する。「次へ」をタップすると、コードリーダーが起動。
セブン銀行ATMの画面で「スマートフォンでの取引」をタッチして、QRコードが表示されたら、先ほど起動したコードリーダーで読み込みをする。その後、スマホに4桁の番号が表示されたら、ATMのテンキーでこの番号を入力し「確認」をタッチ。入金口が開いたら、チャージしたい現金を投入すればチャージが完了する。
LINE Payのコンビニチャージ方法2:ファミリーマート
ファミリーマートでは、「Famiポート」を利用した現金チャージが2022年4月17日をもって終了し、現在はマルチコピー機を使ったチャージが可能だ。
まず、LINE Payトップ画面から「ウォレット」→「⊕ボタン」→「ファミリマート(マルチコピー機)」を選択。希望のチャージ金額を入力し、「チャージ番号発行」をタップすると、受付番号と予約番号・利用可能なコンビニ名、振込期限など、チャージに必要な情報が表示された通知がLINEで届く。
次にファミリーマート店内に設置されているマルチコピー機の操作に移り、トップ画面に表示されている「代金支払い」→「次へ」をタッチ。第1番号(「LINEウォレット」通知に記載されている6桁の「受付番号」)を入力して「OK」を押したあと、第2番号(11桁の「予約番号(申込番号)」)を入力して、「OK」を押し、すべての内容を確認して再度「OK」を押す。最後に印刷されたレシートをレジに持って行き、支払いすればチャージ完了となる。
LINE Payのコンビニチャージ方法3:ローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100
ローソンでは、2023年10月26日から、各ローソン店舗に設置しているローソン銀行ATMでの「LINE Pay」への現金チャージが可能となった。
ローソン銀行ATMの画面にて、「スマホでの取引」を選択 →QRコードが表示されたら、LINEアプリ→「ウォレット」タブ→「⊕」ボタンをタップし、「ローソン銀行ATM」を選択する。画面でチャージ方法の案内が表示されるのを最後まで確認し「QRコードを読み取る」をタップしてコードリーダーを表示させる。
ATM画面に表示されたコードをスマホで読み取ると、スマホ画面に4桁の企業番号が表示されるので、ATMに番号を入力し「確認」をタップし、紙幣を投入すればチャージ完了となる。
コンビニでLINE Pay利用する際の注意点
最後に、コンビニでLINE Payを利用する前に覚えておきたい注意点を紹介したい。レジで慌てることのないよう、事前に注意点を確認してほしい。
LINE Payがコンビニで使えないケース
コンビニでは、「LINE Payで支払えないものがある」ことに注意しよう。いずれのコンビニの場合も、QUOカード、切手・はがき、印紙、公共料金・収納代行票、コピー・FAX、宅急便やゆうパックの送料・ギフト券・オンラインプリペイドカード・地区指定のゴミ袋などの支払いはLINE Payを利用することができない。
LINE Payの特典クーポンは有効期限と利用回数の上限をチェック
LINE Payクーポンは頻繁に更新されるため、数日から数週間で期限が切れてしまうものも少なくない。コンビニで使えるクーポンを利用する場合は、忘れずに有効期限の確認を行おう。
また、クーポンの内容によって「期間内に何度でも利用可能なもの」と、「1回限り利用可能」なものがある。有効期限に加え、利用回数も併せてチェックしてほしい。
LINE Payでは2023年12月からLINE Payの残高をLINEアプリで相手に送金できるサービスもスタートしており、LINE Payの利便性が高まっている。コンビニでの決済・チャージはもちろん、LINE Payを使った送金も検討している人は、あわせてチェックしてみては。
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文/oki