大規模蓄電所向け高容量蓄電システム 「Mega Power 4000」シリーズを発表
【パワーエックス】

~2段積みでの設置にも対応したグローバル戦略モデル~
株式会社パワーエックス(本社:岡山県玉野市、取締役 代表執行役社長CEO:伊藤 正裕、証券コード:485A)は、本日、系統蓄電所の大型化とグローバル市場での競争に対応する、高容量蓄電システム「Mega Power 4000」シリーズ(20フィートコンテナ型)を新たに発表しました。本製品群は、採用する電池セルに応じて蓄電容量4.6 MWhと4.2 MWhの2つのモデルを展開し、2027年5月からの量産開始を予定しています。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/109041/258/109041-258-32b1ee9d9dbaf4a7acc97390ae5ff2ce-2048x1152.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
世界中で再生可能エネルギーの導入が加速する中、系統蓄電所の大型化が進んでいます。日本においても、直近の長期脱炭素電源オークション※1での蓄電池案件の平均落札規模は、2023年度の36 MWから2025年度には66 MWへ拡大し、75 MW以上の大型案件の比率も3%から37%に上昇しました※2。大型案件では、蓄電システムの設置台数と現地工事の規模が事業コストを左右するため、コンテナ1台あたりの容量拡大が求められています。
こうした顧客ニーズに応えるため、液冷式のリン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池を20フィートコンテナに高密度にパッケージングした「Mega Power 4000」シリーズを開発しました。当社は本製品群をグローバル戦略モデルと位置付け、日本国内だけでなく、豪州や東南アジアなど海外市場に本格展開すべく、国内外の顧客への提案を開始しました。
パワーエックスは、この新たな蓄電システムと同日発表したパワーコンディショナ(PCS)、変圧器、高圧配電盤を統合した系統接続設備「Grid Connector for BESS」と組み合わせた標準パッケージを、国内外の大型蓄電所向け中核ソリューションとして展開します。蓄電システムから系統接続設備までを一体で最適化することで、建設コストの低減と運転開始までの期間を短縮します。こうした取り組みを通じて、当社が提供する蓄電ソリューションの差別化と競争力強化を目指してまいります。
「Mega Power 4000」シリーズの特徴は、以下の通りです。
高密度化と2段積み設置で、これまでにない設置面積あたりの蓄電容量を実現本製品は、1台当たり最大4,680 kWhの蓄電容量を搭載し、同サイズの当社従来製品比で約1.7倍となります。同規模の蓄電所を構成する場合、必要な蓄電コンテナの台数を約4割削減でき、基礎・配線・据付・現地調整といった台数に比例して増加する建設コストの圧縮と、工期の短縮につながります。
さらに、当社製品として初めて、蓄電コンテナの2段積み設置に対応した設計を採用しました。2段積みの場合、20フィートコンテナの設置面積(約14.8平方メートル )あたり最大9,360 kWhの設置が可能となり、当社従来製品比で約3.4倍の蓄電容量を確保できるため、用地の有効活用にもつながります。
複数の電池セルサプライヤーを採用本製品群は、製造国やメーカーの異なる複数の電池セルサプライヤーに対応する、ユニバーサルな蓄電コンテナ設計を採用しています。これにより、供給安定性を高めるとともに、調達環境の変化に柔軟に対応しながらコスト低減を図ります。
国内外への輸送性を考慮した設計国際規格(ISO)に適合した標準サイズの20フィートコンテナを採用し、国内外への納入を前提に、輸送性と高容量を両立しています。国内では、輸送時の重量を32トン以下に抑えることで、既存の輸送インフラで設置地点まで搬入できます。加えて、海外向けには、危険物輸送規則に基づく「UN3536(貨物輸送ユニット内リチウム電池)」としての海上輸送への対応を予定しており、コンテナ一体のままの船舶輸送が可能となる見込みです。
自然災害・騒音への対応およびサイバーセキュリティ自然災害の多い日本での運用を想定した安全機能も搭載しています。地震に対しては、慣性計測装置(IMU)で揺れを検知し、コンタクタの開放などの安全制御を行います。台風などの強風に対しては、基礎への適切な固定と耐風性能を備えた設計で対応します。また、蓄電所事業で対策ニーズが高まる騒音についても、アクティブ・ノイズキャンセリングによる低減機能などをオプションとして提供可能です。
加えて、電力インフラに求められるサイバーセキュリティについては、既存製品で適合ラベルを取得済みのIoT製品向けセキュリティ制度「JC-STAR※3」への適合を本製品群でも予定しています。
製品の詳細については、製品プレゼンテーションおよび特設サイトをご確認下さい。
動画URL:https://www.youtube.com/live/UEW-B06y8Gc
特設サイト:https://power-x.jp/megapower/4000series
主な仕様
[表: https://prtimes.jp/data/corp/109041/table/258_1_2a5aa7f679cd5937de5eebe75064457a.jpg?v=202608031947 ]
※開発中のシステムにつき、最終仕様は変更となる可能性があります。
※1 電力広域的運営推進機関(OCCTO)が実施する、脱炭素電源への新規投資を対象とした入札制度。
※2 長期脱炭素電源オークションの約定結果を基に当社集計。
※3 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が運用するセキュリティ要件適合評価及びラベリング制度。PR TIMESプレスリリース詳細へ




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