【シニアの最新調査】シニアに響く映画館への集客施策とは?広告と料金が来館の鍵に!
【コスモヘルス株式会社】

50代以上のシニア300名以上に『映画館の利用実態』に関するアンケート調査を実施
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シニア専門のマーケティングプラットホーム コスモラボ(会社名:コスモヘルス株式会社、本社:東京都港区、代表取締役社長 小塚 崇史)がシニア層の『映画館の利用実態』に関するアンケートリサーチのレポートをリリースしました。本レポートでは、50歳以上のシニア層を対象に映画館利用に関する実態と意識調査を実施しました。来館頻度や、利用状況、同行者、懸念点、希望サービス、嗜好ジャンルなど、シニア世代の映画館との関わり方の実情が明らかになりました。
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https://cosmolab.jp/lp/research/
調査トピックス
◆半数以上が示す映画館からの距離感
「ここ数年行っていない」(51.5%)が過半数を占め、映画館の定期利用者は少数派にとどまっています。シニア世代の多くが映画館から遠ざかっている現実が浮き彫りになっており、映画館での体験がシニア世代のニーズや期待に十分応えられていない可能性が示唆されています。
◆予告・広告が来館の決定的要因
映画館に行くきっかけとして「観たい映画の予告・広告を見たとき」(66.4%)が圧倒的多数を占め、マーケティング施策が来館促進に直結していることが明らかです。シニア世代は偶発的な来館よりも、事前の情報収集と明確な目的意識を持って映画館を利用する傾向があり、効果的な宣伝戦略が集客成功の鍵となっています。
◆料金配慮への強い期待
希望サービスとして、「シニア限定の特別料金(平日午前割、ペア割など)」(60.5%)が突出して高く、経済的配慮が来館促進の最重要要素となっています。シニア世代は価格に敏感であり、適切な料金設定やお得感のある特別プランの提供が、映画館利用の心理的ハードルを下げる効果的な施策であることが確認されました。
1:映画館に行く頻度はどれくらいですか?(有効回答者数:301名)
「ここ数年行っていない」(51.5%)が過半数を占め、「年に数回」(26.2%)、「年に1回以下」(16.6%)が続きます。「月に1回程度」(3.7%)以上の定期利用者は1割未満にとどまりました。
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2:過去1年間で映画館に行った回数を教えてください(有効回答者数:301名)
「行っていない」(52.8%)が半数を超え、「1回~2回」(28.2%)、「3回~5回」(11.6%)が続きました。「6回~9回」(3.3%)、「10回以上」(4.0%)は少数派です。
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3:誰と映画館に行くことが多いですか?(有効回答者数:301名)
「友人と」(29.6%)が最多で、「配偶者やパートナーと」(26.6%)、「一人で観に行く」(26.2%)が続きました。「子どもや孫と」(11.6%)は少数派です。
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4:どんな時に映画館に行きますか?(複数回答可)(有効回答者数:301名)
「観たい映画の予告・広告を見たとき」(66.4%)が突出しており、「友人や家族に誘われたとき」(27.9%)が続きました。「特にない」(13.6%)や、「リフレッシュしたいとき」(10.0%)、「割引やキャンペーンがあるとき」(8.3%)は限定的です。
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5:映画館に行く際に気になることはありますか? (複数回答可)(有効回答者数:301名)
「混雑しているかどうか」(47.8%)が最多で、「周囲の客のマナーや態度」(32.9%)や、「椅子の座り心地や足元の狭さ」(27.9%)が続きました。「映画館までの距離」(18.3%)や、「映画鑑賞料金が高い」(17.3%)も一定数挙がっています。
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6:映画館にあったら嬉しいサービスや特徴はありますか? (複数回答可)(有効回答者数:301名)
「シニア限定の特別料金(平日午前割、ペア割など)」(60.5%)が突出して高く、「発券しやすいチケットサービス」(24.6%)、「懐かしの映画特集(昭和名作シリーズなど)」(24.3%)が続きました。「お手洗いに行きやすい」(14.6%)や、「字幕の文字サイズが大きい上映会」(10.3%)も挙げられています。
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7:好きな映画のジャンルはどれですか?(有効回答者数:301名)
「ラブストーリー」(16.6%)が最多で、「その他」(13.6%)、「ドキュメンタリー」(11.6%)が続きました。「観たい映画がない」(10.6%)や、「サスペンスやミステリー」(10.6%)、「アクション」(10.3%)はほぼ同水準でした。
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8:今観たい映画のジャンルはどれですか?(有効回答者数:301名)
「観たい映画がない」(15.0%)が最多で、「ラブストーリー」(14.0%)や、「ドキュメンタリー」(10.6%)、「アニメ」(10.3%)、「サスペンスやミステリー」(10.3%)が続きました。
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9:好きな映画のタイプはどれですか?(有効回答者数:301名)
「日本映画(実写)」(60.1%)が最多で、「外国映画(実写)」(29.6%)、「アニメーション映画(日本・海外問わず)」(10.3%)が続きました。
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総評
本調査から、シニア層の映画館利用頻度は極めて低く、「ここ数年行っていない」(51.5%)が過半数を占める結果となりました。来館動機は「観たい映画の予告・広告を見たとき」(66.4%)が突出しており、マーケティング施策の重要性が浮き彫りになっています。同行者は、「友人と」(29.6%)や、「配偶者やパートナーと」(26.6%)、「一人で観に行く」(26.2%)と多様で、それぞれに適した環境整備が求められています。
懸念事項では、「混雑しているかどうか」(47.8%)や「周囲の客のマナーや態度」(32.9%)が上位を占め、快適性への配慮が重要な課題として浮上しました。希望サービスでは「シニア限定の特別料金」(60.5%)が突出し、価格配慮が利用促進の最大要因であることが確認されました。
今見たい映画のジャンルは「観たい映画がない」(15.0%)が最多で、「ラブストーリー」(14.0%)や、「ドキュメンタリー」(10.6%)、「アニメ」(10.3%)、「サスペンスやミステリー」(10.3%)が続き、多様な嗜好や無関心層が存在することが明らかです。一方、「日本映画(実写)」(60.1%)への強い支持も確認され、文化的親しみやすさを重視する傾向が見られます。
今後のシニア向け映画館運営においては、料金設定の工夫や快適性の改善、ターゲットに響くコンテンツ提供が不可欠であり、映画館を身近で魅力的な娯楽空間として再定義する取り組みが求められます。
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調査概要■調査方法:ネットリサーチ
■調査地域:全国
■対象者 :「コスモラボ」のアンケートモニター
■回答総数:301
■調査対象期間:2025年7月30日
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会社概要◾社名 :コスモヘルス株式会社
◾代表者:代表取締役社長 小塚 崇史
◾本社 :東京都港区新橋1-12-9-10F
◾設立 :1984年7月1日
◾資本金:1億円
◾URL :https://www.cosmohealth.co.jp/PR TIMESプレスリリース詳細へ