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2022.08.06

子どもが自由と民主主義を学ぶ学校 継続への挑戦!

【一般財団法人東京サドベリースクール】

東京都世田谷区に、子どもが自由と民主主義を実体験で学べる学校「東京サドベリースクール」がある。サドベリー教育は、決められた授業がなく生徒自身が興味のあることを見つけ追求できる教育だ。また学校運営に生徒も議決権を持つことにより、社会への当事者意識やコミュニケーション力が育てられる。2009年の開校以来、日本全国から自分の道を自分で決めたい子どもたちを受け入れてきた。
しかし、サドベリー教育の学校は公的補助の対象とならないうえに、長引く新型コロナの影響で経営が困難となっている。開校継続への挑戦を紹介する。




東京サドベリースクールは生徒が自ら学ぶことを自分で決めて行動する学校だ。授業はなく、大人が決めたプロジェクトのような活動もない。生徒にゼロからイチを生み出す力を養ってもらいたいと考えているためだ。さらに市民教育の一環である主権者教育として、子どもが将来自分の属する社会を運営していけるよう学校の経営や校則決め、働く大人の採用や解雇にまで、生徒も1人1票を持ち話し合う民主主義により運営されている。

[画像1: https://prtimes.jp/i/104338/2/resize/d104338-2-d18f0cd285b792cb2d8d-5.jpg ]


東京サドベリースクールは開校以来、日本全国のみならず海外からも生徒が入学してきた。社会人になった生徒たちの進路は、料理好きな生徒は数年の修行ののち自身の店を持ち、スクールでコンサートを開催していた歌好きな生徒はミュージシャンになった。人と関わることとスポーツが好きな生徒はスポーツインストラクターとして仕事を楽しんでいる。そして興味のある専門分野が学べる大学や高校に進学するなど、自身の関心が高い分野にも進んでいる。

これまでの生徒数は60名を超えるが、一般的な公教育の学校に比べたら小さな規模である。このような小さな規模の学校をマイクロスクールと呼ぶ。日本のサドベリースクール(10校ほど)の生徒平均は一桁から30名程度。東京サドベリスクールもコロナ前は6歳から18歳までの20名近い生徒が共に活動していた。

[画像2: https://prtimes.jp/i/104338/2/resize/d104338-2-a1085fc6d516afcd4a94-4.jpg ]



東京サドベリスクールは、代表理事の杉山まさる(41)と有志の設立メンバーにより「日本の子どもたちにもサドベリー教育の学校を」と2009年に設立。のちに一般財団法人化された。学校法人としなかったのは、学校法人の設立基準では公立私立問わず公教育を行わなければならないからだ。それではサドベリースクールを設立する目的と沿わなくなってしまう。

アットホームな環境で学ばせてあげたいと一軒家の3部屋からスタート。少しずつ生徒数が増え一軒家を丸ごと借りられるようになった。しかし長引くコロナ禍と、生徒の卒業転校が重なり生徒数が減少。さらには借りていた物件が老朽化により規模を縮小しての移転を余儀なくされた。生徒数減少と校舎移転、赤字による経営困難により閉校も検討された。

しかし、それでも通い続けたいという生徒と、通わせてあげたいというスタッフにより開校継続を決定。そこから「どうすれば自分たちの学校を続けられるか」を生徒も決定権を持つ話し合いで決め、コロナ支援金や寄付集め、これまで貯めてきた資産を駆使し、コロナ禍も奮闘している。

[画像3: https://prtimes.jp/i/104338/2/resize/d104338-2-2584f01915f5f12d2510-0.jpg ]



このような新しいタイプの学校は、不登校の子が行くイメージが強い。しかし代表の杉山は「東京サドベリースクールは、不登校の子のための学校でもなければ、以前の学校に毎日通っていた子のための学校でもありません。サドベリー教育のもと自分で自分を育てていきたい子のための学校です」と話す。さらに「現代であっても、子どもには教育を選択する権利がありません。しかし子どもの個性やクリエイティビティ、素晴らしいものを活かすには、1つの教育以外も認め、不登校対策ではなく子どもがフラットに多様な教育を選択でき、その中で自分を育てられることが大事。そのために必要なのは3つ。選択先である学校現場があること、教育を選べる制度になること、そして人々の意識が変わること」と語った。

10歳から18歳まで8年間通った同窓生の20代女性は「いつもジョークのつもりで、サドベリー教育はハイリスク、ハイリターンか、ハイリスク、ノーリターンだよと言っていますが、私の場合はハイリスク、スーパーリターンでした」と笑う。

「もっと子どもを信じよう」と叫ばれて久しいが、本当に子どもを信じるとは何か。それは大人のコントロールや不安からではなく、子ども自身の内なる力を信じ、子どもが自分で歩む力の邪魔をしないこと。東京サドベリースクールは最も子どもを信じる教育として、今も生徒を信頼し続けるために奮闘している。


2022年8月10日までクラウドファンディング挑戦中
開始10日で第一目標額を達成し、スクール継続のために第二目標にチャレンジしている。
クラウドファンディング活動報告ページにて、スクールの詳細や子どもたちの声を紹介しています。
https://camp-fire.jp/projects/view/591307


2022年8月5日19:00~20:30オンラインイベント開催
サドベリー教育とは?~授業のない学校で、子供はどう学び自立するのか?~
スタッフによるサドベリー教育説明・保護者×スタッフの対談、質疑応答など予定。参加無料。
https://tss220805.peatix.com/


■スクール概要
校名   : 一般財団法人東京サドベリースクール
所在地  : 東京都世田谷区北烏山1-34-4
代表者  : 代表理事 杉山まさる
設立   : 2009年4月1日
事業内容 : サドべリー教育のスクール運営
URL   : https://tokyosudbury.com/PR TIMESプレスリリース詳細へ

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