100万円クラスのパワーアンプに接続したいハイエンドDAC
選んだ2機種は奇しくもES9018Sをダブルで使うバランス回路を採用。その音の傾向も似たところがある。圧倒的なワイドレンジでS/Nが良く、ハイレゾの持つ情報量の多さを実感させてくれる次元の違う音だ。もちろんDSD64/128対応でバランス接続対応。『DUAL ES9018 DAC』はPCMをDSDに変換する機能があり、さらに音質が向上する。『INVICTA/MIRUS』はデジタルボリューム付きで、SDカード対応で曲名などの日本語表示にも対応。もっと高価なDACもあるが、この2機種なら他のコンポがハイエンドになればなるほど、その実力を発揮してくれる。
AIT LABO『DUAL ES9018 DAC』実勢価格約27万5000円
神ガレージメーカー、AIT LABOのDACキット
Resonessence Labs『INVICTA/MIRUS』実勢価格約64万8900円
全ての音が生まれ変わる
(文/ゴン川野)
オーディオ生活40年、SONY『スカイセンサー5500』で音に目覚め、長岡式スピーカーの自作に励む。高校時代に150Lのバスレフスピーカーを自作。その後、「FMレコパル」と「サウンドレコパル」で執筆後、本誌ライターに。バブル期の収入は全てオーディオに注ぎ込んだ。PC Audio Labもよろしく!