旅行の目的地としても注目を集めている香川県の離島・直島。その直島を含めた瀬戸内海の12の島で今年、3年の1度の芸術祭が開かれているのはご存知だろうか。「瀬戸内国際芸術祭」は3年に1度、瀬戸内海の12の島、2つの港を舞台に行われる芸術の祭典だ。2010年に始まったこの芸術祭は、今回が第3回目の開催となる。会期は春会期、夏会期、秋会期の計108日間となっており、常設作品などは会期外でも鑑賞することはできるが、会期内でしか鑑賞できない作品もあることから、できれば会期内に訪れたいところだ。特徴的なのは、作品の多くが立体的な作品や、触れられる作品であること(もちろん例外はある)。美術に馴染みの薄い人や、子どもでも一緒に楽しめるところがこの芸術祭が人気を集めている要因だと私は思っている。
さて、今回紹介するのはそんな「瀬戸内国際芸術祭」の舞台となっている島や港で購入することができるグッズたちだ。実際に私が「瀬戸内国際芸術祭」に出かけてきた中で、これだと思ったものを厳選して紹介していく。間もなく夏会期(9月4日まで)は終わるものの、秋会期(10月8日〜11月6日)も控えることもあってこれから訪れる人もいるだろう。是非、この記事を参考にしてもらえれば幸いだ。
◆公式ショップ(高松港、直島・宮浦港など)で手に入るグッズ
公式ロゴTシャツ(税込2500円)
何と言っても欠かせないのが公式ロゴTシャツだろう。舞台となる12の島と2つの港、それらを繋ぐ航路がデザインされている。こちらは各港、島で販売されており、スタッフの方も着ているので何度も目にすることになるだろう。カラーラインアップはブラック、ブルー、ホワイトの3色。普段使いを考えてブラック、ホワイトにしても良いし、旅の思い出としてスタッフの方が着ているブルーを選択しても良いだろう。ちなみにTシャツの背中面には大きく2016年を表す「016」の文字が入っている【写真2】。
パスポートケース(税込350円)
こちらも「瀬戸内国際芸術祭」を回る上で必携とも言えるグッズだ。作品鑑賞パスポートの収納のほか、マップなどを入れるのにも役に立つグッズだ。本来は首に掛けるためのネックストラップがついているが、ストラップが汗を吸うのが嫌な私の場合はベルトに括り付けて腰から垂らして使用していた。本体にはやはり舞台となる島と港、航路が描かれている。なおポケットが2つ設けられており、よく取り出すものとそうでないものと、用途に合わせて使い分けることができる。