モノ・コト創生の甲子園!国内2大コンペティション
キュリオスクール Mono-Coto Innovation
プロの支援を受けながら創造力を育み、競い合う
2015年より毎年夏に開催している、デザイン思考を学ぶ中高生のためのコンペティション。働・移・医・遊・環・衣・食・住など、12のテーマから提示された課題に対して、その解決策となるアイデアを公募。予選大会で勝ち残ったファイナリストは、デザイン思考のプロフェッショナルによるサポートを受けながら、協賛企業の担当者とともに「アイデアをカタチにする」「試す」を繰り返しながら、4か月間かけて実践的な解決策へと磨き上げ、決勝大会に挑む。
モノコト・イノベーション2018の優勝チームが考案したサボテン型デバイス。カシオ計算機と共創した。
ソニー U24 CO-CHALLENGE
感動を創り出す次世代クリエイターを育成
24歳以下の世代を対象にした、ワークショップ&コンペティション一体型の共創プログラム。プログラムは「アイデアを育てる」「アイデアを磨き上げる」「アイデアを世の中に問う」という3つのセクションからなり、アイデアを世の中に発表するまでの一連のプロセスを経験することで次世代のクリエイターを育成・支援する。グランプリ受賞チームは、開発資金の援助やアイデアを具現化する機会など、ソニーがバックアップ。
小学生、中高生、若手クリエーターの育成も!
24歳以下の世代を対象とするU24 CO-CHALLENGEのほか、小学生、中高生、果ては30歳以下の若手クリエイターを対象にしたプログラムまで用意。職業クリエイター以外にもソニーは支援・育成の門戸を広げている。
小学生向けの育成プログラムSTEAM Studioは毎年1度開催していたイベントを定常化したもの。
ビューティー業界はZ世代の囲い込みを積極化
2019年以降、化粧品各社は新たな需要者層としてウエルネス意識の高いZ世代に注目。ビーガンコスメブランドが新規参入を果たす一方で、Z世代に人気のインフルエンサーをプロデューサーに起用した「リカフロッシュ」など、新ブランドが続々登場。女性、男性を含めたZ世代の囲い込みが進む。
資生堂研究所では、Z世代を対象にしたトークセッション、ワークショップが複数回にわたって行なわれた。
取材・文/編集部