
十草(左)レンズの美しい様子を表現。槌目(右)グリップの質感とシャッター音を表現
キヤノンマーケティングジャパンは、伝統工芸士が手作りした「江戸切子レンズグラス」をキヤノンオンラインショップで販売する。
「江戸切子レンズグラス」は、キヤノンマーケティングジャパン監修のもと、伝統技術を活かした商品を開発しているアルヴォリとミツワ硝子工芸が共同開発した製品。
カメラやレンズをモチーフとした伝統文様を、職人が光の入出射角や屈折率を考慮しながら、高い集中力と技術によって一つ一つ施し、カメラやレンズの質感を目と手で感じられる商品となっている。
今回の「江戸切子レンズグラス」を手がける若き伝統工芸士山田のゆり氏は、江戸切子職人の登竜門とされる「江戸切子新作展」でも入賞の常連であり、初受賞作「香り」に始まり、時間、愛など、目に見えないものを形にすることを得意とし、本製品においても「シャッター音や光といった、『目に見えないからこそ大切にしたいもの』を表現することに努めた」と語っている。
注文の受付は12月下旬の開始を予定している。
レンズを上から覗き込んだような底面デザイン
笹星(レッド・ブルー)シャッターを切る瞬間を表現 モーションに入る絞り羽根を表現した底面デザイン
魚子(レッド・ブルー)モードダイヤルの質感を表現 絞り羽根を表現した底面デザイン
関連情報:https://store.canon.jp/online/secure/kiriko.aspx
構成/DIME編集部