
対面からオンラインに。新型コロナウィルスの影響により、営業マンの「営業スタイル」は大きく変化した。
そこで学情は営業職経験者を対象に「希望する営業スタイル」に関するアンケートを実施。「対面」よりも「オンライン」での商談を希望する人は3割にとどまり、「対面商談」を希望する人が多いことが判明。
「対面商談」を希望する理由は、「オンライン商談では表情が分かりにくいから」が43.2%で最多となった。調査の結果は下記のとおりだ。
「オンライン」での商談を希望する理由は「移動時間の削減」が最多
(1)「オンライン商談」希望者は3割にとどまる結果に
希望する営業スタイルは、「オンライン商談」10.9%、「どちらかと言えばオンライン商談」19.7%となり、「対面」よりも「オンライン」の商談を希望する人は3割(30.6%)となりました。「対面商談」19.0%、「どちらかと言えば対面商談」50.4%となり、「オンライン商談」の希望者を大きく上回っている。
新型コロナウイルスの感染拡大により、オンライン商談システムを利用した商談が活発に行われているが、20代は「対面」での商談を希望する人が多い結果となった。
一方、「どちらかと言えば」の回答が7割を占めており、状況に応じて「対面」と「オンライン」を上手に使い分けたいという意向もあった。
(2)「対面」での営業を希望する理由は「オンライン商談では表情が分かりにくいから」が43.2%で最多
「対面」での営業を希望する理由は、「オンライン商談では表情が分かりにくいから」が最多で43.2%、次いで「オンライン商談ではコミュニケーションが難しいから」が42.1%となった。画面越しの商談ではコミュニケーションに課題を感じている20代が多いことが分かる。
(3)「オンライン」での商談を希望する理由は「移動時間の削減」が最多。効率化を重視する意向が伺える
「オンライン」での商談を希望する理由は「移動時間が削減できるから」が最多で52.4%、次いで「アポイントの時間を調整しやすいから」が47.6%となった。
「アポイントの件数を増やせるから」も21.4%の回答を集めており、「オンライン」での商談を希望する人は「効率化」を重視する意向が伺える結果となった。
調査概要
調査対象:[20代専門]転職サイト「Re就活」へのサイト来訪者のうち「営業職経験者」
調査方法:「Re就活」にアクセスした「営業職経験者」に、アンケートのポップアップを表示
調査期間:2020年6月18日~2020年6月23日
有効回答数:120名
構成/ino