
新型コロナウイルスの感染拡大が、人々の恋愛・結婚観に変化を与えた。そこでエウレカは一般消費者計2,918名を対象に、「新型コロナウイルスの恋愛・結婚の価値観への影響調査」を実施した。
オンライン恋活・婚活への期待も?コロナ禍で約2割の「恋愛観」に変化あり
【結果①】「交際意欲が以前より増した」一方で「結婚を躊躇する人」も半数近い
Q. 現在のあなたのお気持ちにもっとも近いものをお答えください。
20~39歳の約3割が「以前よりも交際相手が欲しい気持ちが高まっている」と回答。「交際相手が欲しい」と元々思っていた人の中では約5割だった。
「現在は時期的・経済的に結婚に踏み出しにくい」と感じる人も4割~5割みられる。また、「交際相手が欲しい気持ち」に比べると、「結婚したい/家族が欲しい気持ちが増している」は少数だった。新型コロナウイルスを受けて、結婚を躊躇する意識も見られる。
【結果②】わずか2~3ヶ月で約2割の「恋愛観」が変化
Q. 新型コロナウイルスによって恋愛観・結婚観に変化がありましたか?
【結果③】未婚者の「コロナ離婚」への不安
Q. 「コロナ離婚」をご存知ですか?ご存知の場合、自分に関係があると思いますか?
未婚者の8割が「コロナ離婚」という言葉を知っていると回答。「コロナ離婚」を知っていると回答した人の3割は「自分にも関係がある」と感じている。「パートナーと過ごすことや結婚を難しいと感じる」など、恋愛・結婚に対するハードルが上がっているという意見もあった。
【結果④】4人に1人がコロナ後の恋活・婚活方法に変化ありと回答
Q. 現在恋活・婚活は行っていますか?
恋活・婚活を行っていない人の6割強が、新型コロナウイルスを受けて活動を休止中。休止した理由は、婚活パーティーなどオフラインイベントが中止になったため。
Q. 新型コロナウイルス終息後、恋活・婚活方法に変化はありますか?
4人に1人が「コロナ後」の恋活・婚活方法に変化有りと回答した。「密を避ける」「オフラインコミュニケーションを大切にしいたい」のほか、マッチングアプリなどオンラインでの恋活・婚活手法に期待する声も。
withコロナ時代でも、「友人の紹介・趣味・職場」などの自然な出会いへの希望は高い(右図)。合コンや婚活イベント、パーティーなどのオフライン活動の人気は低い(右図)。
マッチングアプリ利用意向者からは「相手の相性を見極めやすい」「コロナ禍でもリスクが低い」との声も(左図)ビデオデートについて「直接会わなくても自分に合う人かどうか判断しやすい」といった好意的な意見も(左図)。
【調査方法①】定量調査:選択式中心の調査票をオンラインで配信し回答を収集
〈調査期間〉2020年5月14日~5月15日
〈調査対象〉全国2,704名、18~59歳の独身男女 交際相手無し
〈調査会社〉マクロミル
【調査方法②】定量・定性調査:選択・記述式混合の質問をオンラインで配信し回答を収集
〈調査期間〉2020年5月22日~5月26日
〈調査対象〉全国214名、20~39歳 交際・結婚意向有り
〈調査会社〉イプソス株式会社
構成/ino
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