
9月15日、東京23区の飲食店などを対象とした時短営業要請が解除された。また、10月には全国で「GoToイート」キャンペーンもスタートする。「外食解禁」のムードが高まっているが、新型コロナウイルスの感染拡大は依然として続いており、いまだ予断を許さない状況には変わりない。
株式会社クロス・マーケティングではこのほど、全国20歳~69歳の男女を対象にした「外食に関する調査」を実施。直近2週間の外食利用状況、飲食店に行ったときに気になったこと・心掛けたことなどについて聴取したので、その結果を以下にて紹介していきたい。
■外食の利用状況は6月末から微増
2週間以内に外食した人の割合は6月末55%、現在60%と大きな変化はなかった。外食されているお店では、「コーヒーショップ・喫茶店」「ファーストフード店」「ファミリーレストラン」がTOP3となり、個人または少人数で利用するような形態の店舗が上位に並んだ。<図1>
■店の座席や消毒、換気具合に注目。他の利用客に対して気を配る様子も
2週間以内に外食した人がお店に行ったときに気になったことは、店内の座席の状況や、店員のマスク着用、テーブルの消毒、店内の換気などが上位に挙がる。<図2>
また、お店で飲食するときは、半数が入店の際に消毒すると回答した。そのほか、食事中以外はマスクを着用する、他の客と距離を取る、大声で話さない、大人数で行かないなど、他の利用客に気を配るような項目が上位に見られた。<図3>
<調査概要>
調査手法 : インターネットリサーチ
調査地域 : 全国47都道府県
調査対象 : 20~69歳の男女
調査期間 : 2020年9月15日(火)
有効回答数 : 1,100サンプル
出典元:株式会社クロス・マーケティング
http://www.cross-m.co.jp/
構成/こじへい
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