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バードウォッチング用の長靴やグローブも!アウトドア派が指名買いする「日本野鳥の会」の知られざる逸品

2020.09.29

インコや文鳥のようなペットバードが何かと話題になるが、野鳥人気も負けていない。2020年5月、新型コロナウイルス感染症のため外出自粛の動きが高まる中、5月10~16日の愛鳥週間に向けて無料配布された、愛らしい「鳴き声ノート」が話題をさらった。仕掛け人は「日本野鳥の会」。

日本野鳥の会といえば紅白……?

「日本野鳥の会」の名前を聞いたことがあっても、その活動内容を知っている人は多くないだろう。「NHK紅白歌合戦で双眼鏡とカウンターで点数計算をやる人たち?」というのは惜しい。あれは、インパクトがあったが1985~1992年の間だけで、もうとっくにやっていない。

日本野鳥の会の主な活動は、野鳥とその生息地の保護であり、保護区の設置や調査、普及教育活動などを行っている。昭和9年(1934年)設立と歴史は古い。

奥深い野鳥観察の世界へようこそ!

歴史と伝統ある団体ながら、前述のような「鳴き声ノート」配布や、出版社とタイアップして付録付きムックを制作するなど、ここのところ活動内容が親しみやすくなった印象。会員を増やす、新しい人に訴求するために何か工夫をしているのだろうか。普及担当者に聞いてみた。

――「鳴き声ノート」は話題になっていましたね。

普及室・江面康子さん:新聞や雑誌、SNSなどを通じて、無料で配布するという情報を広報しました。多くの方にとって、野鳥に興味を持つきっかけとなればと考えています。

2020年は、5月10~16日のバードウィークに合わせて配布予定でしたが、緊急事態宣言により外出を伴うバードウォッチングを勧めにくい状況になったため、過去に配布した鳴き声ノートを再度ご紹介することになりました。予想を超えるお申し込みをいただき、とても驚いています。「いつも家の近くで鳴いている鳥は、キジバトだとわかりました」「気になっていた声は、ホトトギスでした」などといった声が寄せられ、うれしく思っています。鳥の種類については、普段の生活でよく声を耳にする身近な鳥、美しい声の鳥や、ちょっと変わった鳥の声、ドラマなどによく登場する鳥を選びました

当初予定していたのは、「バードウォッチング健康法」という小冊子で、7月に発行・配布したものでした。小冊子は2014年より年1回新作をリリースしていて、テーマは「散歩で出会える鳥」や「気になる鳴き声」など、野鳥を身近に感じてもらえるように工夫しています。

――野鳥といえばバードウォッチングですよね。初心者はどうはじめればよいのでしょうか。

江面さん:日本野鳥の会では、「初心者向けバードウォッチング」の開催に取り組んでいます。バードウォッチングというと、「遠出しないといけないのでは」「高価な機材が必要なのでは」など、ハードルが高いイメージがあるかと思います。ですが、現在当会が全国の支部と取り組んでいるイベントでは、アクセスしやすい公園、地域のランドマーク的な緑地など、多くの方が参加しやすい場所を会場にしています。

探鳥会の様子。和やかな雰囲気だ(2019年3月撮影)

また、野鳥に詳しい案内役が鳥を見つけて、鳥の名前や見分け方、生態などをわかりやすく説明するので、特別な知識や高価な機材がなくても観察が楽しめます。多くの場合、2時間ほどで20種類程度の野鳥が見られ、「こんなにたくさんの鳥が見られるとは!」と驚かれる方も多いです。現在、新型コロナウイルスの影響で開催が少なくなっていますが、機会があればぜひご参加ください。情報は、当会ホームページのほか、LINEやTwitterなどのSNSでも発信しています。

知的好奇心を刺激するイベント続々

野鳥を身近に感じてもらうためのイベント、ワークショップなども活発に行われている。

まずは、なんといっても全国各地の支部が開催するバードウォッチングイベント「探鳥会」。合計で年間3,000回以上開催され、のべ7万人が参加するほど活況だ。その地域のベテランが案内を担当。同じ場所で定期的に開催される定例探鳥会のほか、「女子会探鳥会」「タカの渡りの観察」「ツバメのねぐら入りの観察」など、細分化したテーマでも実施中(初心者向けに特化したイベントが前述の「初心者向けバードウォッチング」)。

また、日本野鳥の会事務所併設の直営店「バードショップ」で開催するイベント「トリの市」も要注目。鳥と生きものをモチーフにした雑貨の作家を招いてグッズの展示即売会を行っている。2020年は規模を縮小し、「コ・トリの市」を不定期で開催中。

野鳥やペットバードをモチーフにした多種多様な作品がズラリ

形から入る!? 定番の長靴と隠れた逸品

日本野鳥の会では、さまざまなバードウォッチング用品を販売中。それも、総じて良心的な価格設定なのだ。鳥をモチーフにしたおしゃれなグッズも好評で、長靴などはアウトドア派やフェス愛好家に知られた逸品である。注目すべきアイテムを紹介しよう。

「バードウォッチング長靴」

野外フェス参加者の間で評判の長靴。街で履けるおしゃれなデザインながら、折りたためて持ち運べる、ぬかるみでも動きやすいなど、機能性も十分。メジロ5,940円(税込)、ブラウン4,840円(税込)などカラーバリエーションも豊富。

限定カラーも含め、長靴全色集合!

「アウトドアグローブ」

掌部に圧着した天然ゴム(波型ゴム加工)により、抜群のすべり止め効果を発揮。装着したままで図鑑のページをめくれて、双眼鏡などの操作もできる。重い段ボールを運ぶことの多い書店員、登山者などにも愛好者がいる。

開けにくいジャム瓶のフタを開けるのにも便利!

「野鳥観察ハンディ図鑑」

新書サイズで薄型なので持ち歩きにも便利

1972年に初版を発行して以来、改訂を繰り返し今に至る。日本国内で見られる鳥は、630種ほどだが、数年に一回、ごく限られた場所でしか見られないような鳥や、過去に数度しか見られたことがない鳥も含まれる。初心者が600以上の中から探すのは大変なので、この2冊はよく見られる種類に絞って掲載。「新・山野の鳥 改訂版」、「新・水辺の鳥 改訂版」(各・税込660円)。

(DATA)
公益財団法人日本野鳥の会
東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
公式サイト https://www.wbsj.org/
公式twitter https://twitter.com/wbsj_tsubame
※新型コロナウイルス感染拡大防止のために、イベントなどは開催中止や人数制限を行う場合もあります。

◆関連リンク
小冊子「バードウォッチング健康法」
「バードウォッチング長靴」
「アウトドアグローブ」
「新・山野の鳥 改訂版」
「新・水辺の鳥 改訂版」
LINE ID「日本野鳥の会 バードウォッチング」@yachoevent

取材・文/木村悦子

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