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海の厄介者になったウニが生まれ変わる!?ICTを活用したウニの陸上畜養ソリューション「ウニノミクス」

2020.10.16

海の厄介者となったウニが生まれ変わる「ウニノミクス」

「磯焼け」は、地球温暖化による海水温上昇、魚の乱獲などが原因で増えすぎたウニによって海の森である藻場が食い荒らされてしまう問題だ。

藻場は、沿岸の一次生産の場であり、魚介類や その他の多様な生物にとって不可欠な生息地。 磯焼け地帯に生息するウニは身が痩せており、商品価値がなくなってしまう。

そこで注目されているのが「ウニノミクス」。海の厄介者となったウニを畜養技術により美味しく、地域の特産品となるウニに育て、地域経済、漁業者支援、環境保護を一石三鳥でかなえる循環型ビジネスを日本のみならず世界で展開している。

ウニ陸上畜養の規模拡大で課題となるのが現場作業の効率化。漁業・水産業界では高齢化や人手不足が深刻化し、水産技術者の経験に基づく判断や、手作業に依存する従来の方法では、事業規模拡大や商品の品質向上・安定化に限界があると考えている。より安全で働きやすく魅力的な労働環境を整備する側面からも、働き方改革が求められている。

画像認識・センシング技術を活用し、作業員の目視確認や勘に頼ることなく水槽内のウニの個数、サイズ、健康状態、外傷の認識、管理レポートを作成、作業員の手作業に頼らない AI 搭載ロボットによる自動給餌、出荷選別を行うオートマチックな畜養を可能とするICTを駆使したウニ陸上畜養トータルソリューションの構築を行う。

今後の展望 

ウニノミクスのグループ会社である大分うにファームの現場にて、令和2年度中を目処に画像認識、センシング技術を活用したデータ収集、AI の開発、AI 搭載ロボットを用いたオートマチックなオペレーションの研究開発を実行予定。令和3年度以降はプロトタイプを実際の畜養オぺレーションで使用しながら製品化に向けた開発 を継続予定。

共同実験を経て製品化されたICTウニ陸上畜養トータルソリューションは大分うにファーム現場を始め、ウニノミクスがウニ畜養活動を行うその他の国内現場、ノルウェー、アメリカ、カナダ拠点への導入を検討している。 

構成/ino.

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