
ケンコー・トキナーから、一眼レフ用交換レンズ「atx-i」シリーズのフラッグシップモデルで、好評を得ているAT-X 11-20 F2.8 PRO DXを大幅リニューアルした「atx-i 11-20mm F2.8 CF」が登場。
atx-iシリーズのフラッグシップモデル「atx-i 11-20mm F2.8 CF」
F2.8通しの大口径で、超広角~広角域を幅広くカバー
18mm、21mm、24mm、28mm(35mm判換算)の画角域をF2.8でカバーするため、 単焦点レンズ4本分の活用範囲。開放F値F2.8クラスの標準ズーム との併用にも便利な画角域だ。
最新のカメラに合わせたソフトウェアを搭載
日々進化するDSLRカメラに対応するため、新たなソフトウェアを搭載。 また、ニコンF用はニコン社製「ニコンマウントアダプターFTZ」の使用でZ50に、キヤノンEF用はキヤノン社製「キヤノンマウントアダプターEF-EOS-M」 の使用でEF-Mマウントのミラーレスカメラに対応。
洗練されたデザイン
最新のDSLRにマッチする、トキナーの新世代最高級レンズ「opera」と同じコンセプトの新デザインを採用。フォーカスリング・ズームリングのゴムパターンも、最新のトレンドに合ったデザインとした。
WRコートの採用
レンズ前面にWRコート(撥水性・撥油性に優れたコート)を施し、水滴のみならず指紋や皮脂汚れも簡単にふき取ることができる。
周辺まで高解像・低歪曲を実現
トキナー独自のP-MO非球面レンズを前群に、ガラスモールド非球面レンズを後群に配置し、 歪曲収差他、各収差を理想的に補正。 さらに3枚のSDガラス(FK01を2枚、FK03を1枚) 採用。色収差の除去を図っている。
静穏性の高いモーター構造と素早いAFスピードの実現
DCモーターと原則ギアユニットを一体成型、密封構造とした 「SD-M」によりAF駆動音の静穏性を高めた。また、高分解能で検出精度の高いGMRセンサー (高精度磁気センサー)の採用で、素早いAFスピードを実現している。
ワンタッチフォーカスクラッチ
フォーカスリングはAF時は回転せず、フォーカスリングを手前に引くだけでマニュアルフォーカスに切り替えできる、トキナー伝統のワンタッチフォーカスクラッチシステムを採用。
マニュアルフォーカスに設定するとMF専用レンズのような操作感のフォーカスリングに変化し、 精密なピント合わせを行いたい天体撮影・星景撮影や、ピントによる表現を多用する動画の撮影に大変便利だ。
また、フォーカスリングの回転方向はニコン・キヤノンの純正レンズと 合わせ、違和感のない操作性を実現している。
メーカー希望小売価格は¥73,000(税別)となる。
関連情報/https://www.kenko-tokina.co.jp/newproducts/atxi1120_20200618.html
構成/ino.
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