
一人一枚は当たり前、二枚、三枚持っている人も珍しくないクレジットカード。財布に必ず忍ばせているビジネスパーソンも少なくないだろうが、働く女性たちは月にいくらくらいクレカで支払いを済ませ、また、どんなシーンで利用しているのだろうか?
そこで今回、働く女性400名を対象にしたクレジットカードをはじめとしたお金にまつわる意識調査がこのほど、三井住友カード株式会社により実施されたので、その結果を紹介していきたい。
よく利用するキャッシュレス決済、「クレジットカード」が78.6%で1位
働く女性2,735人にもっともよく利用するキャッシュレス決済を聞いたところ、「クレジットカード」が78.6%とダントツで8割近くに。今ではスマホ決済や電子マネーなど、現金を使わない決済手段はいろいろあるが、クレジットカードがほかを大きく引き離して利用率No.1となった。
2位は、2020年6月末まで続いた政府の「キャッシュレス・消費者還元事業」に後押しされて多くの企業が一気に導入したQRコード決済。その影響もあってか、約2.5人に1人の割合で利用されていることがわかった。
ここからは、月に2~3回以上キャッシュレス決済を利用する20代~50代の働く女性400名の年代別におけるクレジットカードの利用状況をみていこう。
クレジットカードの利用金額は「10,000~30,000円」の利用金額が主流
クレジットカードの利用金額を調べてみると、ほとんどの年代で約3割の人が「10,000~30,000円」の利用が多いと回答。ただ20代については「50,000~100,000円」が最多で、5万円以上利用する割合が他の年代より突出して高いことがわかった。次にクレジットカードの利用シーンについても、年代別でみていこう。
クレジットカードの利用シーンベスト5は? 20代が特徴的
クレジットカードの利用シーンベスト5では、どの世代でも「オンラインショップ」が最も多く、8〜9割の人が利用しているという結果になった。
2位以下では年代差があり、20代は「美容院やネイルサロン」が2位にランクイン。クレジットカードの利用金額が他の年代より高かったのも、一回の支払い額が高くなりやすい美容院やネイルサロンの利用が多いからかもしれない。また、「旅館、ホテル」が3位になったのも20代の特徴。自分磨きや自分へのご褒美など、楽しい事への投資が多いことが見受けられる。
30代・40代は日常的に利用する「スーパー、ドラッグストア」「公共料金・携帯料金」「飲食店」が人気で、50代は日常的な利用も多いが、5位に「旅行・ホテル」がランクインしている。
また、全世代を通して「家電量販店」での利用も5位内に選ばれている。家電量販店は一回の購入金額が高額な場合も多いため、現金ではなくキャッシュレス決済が好まれるのかもしれない。
今回は働く女性のキャッシュレス事情に関するアンケート結果を紹介した。どの年代でもクレジットカードの利用率が最も高かったものの、利用頻度や月間の利用金額、利用シーンには年代差が見られた。
他にもよく利用されるキャッシュレス2位にランクインしたQRコード決済の利用シーンや、キャッシュレス決済の増加で女性のお財布スタイルは変化したのか、働く女性はキャッシュレスにどんなメリットを感じているかなどについても調査している。詳細は下記URLよりご覧いただきたい。
●インフォグラフィック公開ページ
働く女性の最新キャッシュレス事情☆ クレジットカードの次によく使っているのは?
URL:https://www.smbc-card.com/like_u/money/survey_cashless.jsp?dk=ad_nws_083_91223
<調査概要>
調査タイトル:お金に関するアンケート
調査方法 :インターネットリサーチ
調査期間 :2020年7月29日~7月30日
調査対象 :月2-3回以上キャッシュレス決済をしている働いている女性400名
出典元:三井住友カード株式会社
構成/こじへい
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