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セミリタイアした元サラリーマンの専業投資家が提案する老後資金を自力で準備する3つの方法

2020.09.20

今年5月にセミリタイアを実現した元サラリーマンの「けーさくくん」は、現在、株取引を中心に専業投資家として活動中。サラリーマン時代に培った不労所得を得るなどのノウハウをもとに、お金に関する情報を発信している。

その独自のお金に関する考え方や、投資家ならではの老後資金の準備方法を聞いてみた。

投資家ならではの意見「貯金はお金をニートにさせている」

【取材協力】
けーさくくん
元サラリーマン。2020年5月20日にセミリタイアし、株取引を中心に専業投資家として活動している。Twitter、ブログでは主に、お金に関する情報を発信している。
https://twitter.com/ksakukun084
https://ksakukun.hatenablog.com/

早速、彼ならではの考え方を話してもらった。「多くの日本のサラリーマンは、お金を“ニート”にしてしまっている」とけーさくくんは言う。いったいどういう意味なのか。

「『お金=働ける人』ととらえると、お金の使い方が上手くなります。人が働いてお金を稼ぐように、お金もうまく働かせることができれば、自分で稼いで来てくれます。自分自身が病気で寝込んでも、年老いて働けなくなっても、お金の働かせ方さえ知っておけば年中無休で代わりにお金が働いてくれるのです。

しかし、実際には守りを固めるつもりでお金を貯蓄に回す人が多いのが現状です。貯蓄は一見安泰に見えますが、実はお金を「ニート」にさせるのと同じこと。お金を預金、つまりニートをさせていると、先々の物価の上昇や、収入の減少、不景気、新型コロナなどの病気のリスクもあり、年齢を重ねるにつれてニートを養うこともできなくなります。お金は投資、つまり自分で働いてもらう。これこそが最良の選択だと思っています」

「大切なお金だから投資には使いたくない、と言う人もいますが、私は『大切なお金だからこそ働かせるべきでは?』と思います。お金はニート(預金)させている限り減る一方です。預金しておく金額なんて生活費3ヶ月分くらいあれば十分。自分の家(銀行)で、何百人もの余分なニートを遊ばせておく(預金)より、お金にどんどん働き口(投資先)をあっせんして、働かせることこそが大事だと思います。大多数のお金たちを働かせ、そこで得たお金をまた働かせる。この繰り返しで雪だるま式に資産を増やすことができるのです」

投資家はお金を囲い込むイメージがあったが、実はその逆。一般人と比べて、よりお金を「働かせている」ようだ。

投資家がおすすめする老後資金を用意する方法3選

この人生100年時代において、貯蓄以外で、多くの人が老後資金を用意する方法は投資がある。なかでも国の制度である「つみたてNISA」や「確定拠出年金」が有名どころだ。けーさくくんは、その他におすすめの方法があるという。

1.ワンルームマンション投資

「ワンルームのマンション一部屋を購入して、それを人に貸し出すことで家賃収入を得ます。一棟買いに比べて価格が安く、融資を受けやすいです。そのため頭金が100万なくても投資できますので会社員に人気です。しかし、大きく儲けることは難しいので、月数万円の安定収入といった認識がいいかと思います。

また、家賃相場の下落や、設備の維持や修繕に使うお金が発生することがありますので、単純な利回りのみでの試算をするのではなく、リスクを踏まえたうえで利回りを出したほうがいいでしょう」

2.国債

「国債は国の債権です。債券とは、借用証書のようなものです。債券には償還日といって、『いつまでにお金を返す』という日が決まっています。また、国にお金を貸しているので投資の中では極めて安全なほうです。一方で利回りが悪く、資産を築きたいのであればおすすめできません。ただ、国債はペイオフ(※1)対策にもなりますし、すでに築いた資産を守るための投資であれば最適な投資といえます」

※1ペイオフ:預金を預けている銀行が万一破綻した場合に一定額を保護する制度。日本では元本のうち1,000万円+その利息分しか保証されません。

3.スワップ

「スワップとは外国為替証拠金取引、つまりFXにおける2国間の金利差のことです。『米ドル/日本円』などの通貨ペア(取引で売買する2つの国の通貨のこと)を保有している期間は金利差を毎日受け取れます。仮に1日100円のスワップポイントがもらえる証券会社では、1年間スワップが変わらなかった場合『100円×365日 = 36,500円/年』がもらえる計算になります。イメージは毎日入る株の配当金のようなものです。しかし、スワップ金利は通貨を保有することが必須ですので、為替変動リスクにさらされます。年間36,500円入っても、値動きによる含み損が大きければ、トータルでマイナスになる可能性があります。

そこで私は“優待クロスの原理”をスワップ金利に用いて取引しています。優待クロスとは、俗に言う『株主優待のタダ取り』です。簡単に説明すると、株主優待の権利確定日前に現物で株を買い、信用(※2)で株を売って両建て(※3)します。そうすることで値動きを相殺し、値動きによる損失リスクをなくすことができます。そして、現物で株を保有していることになるので株主優待商品がノーリスクで受けられるというものです。

この原理をFXのスワップでも使います。複数の通貨ペアを使い、ポジションの両建てをすることで、値動きを相殺します。極端に言うとドルが50円になっても、200円になっても損失は相殺され損はゼロで、スワップでもうけられる仕組みです。為替変動リスクを負わず、ポジションを保有し続けるだけで毎日金利が入ります」

※2信用取引:現金や株式を担保として証券会社に預け、証券会社から売買に必要な現金や株式を借りて行う取引のこと。
※3両建て:同じ銘柄において買いと売りのポジションを同時に建てること。

投資についてはリスクもあり、しっかりと知識を身につけた上で自己責任で行いたい。金利のタダ取りについての詳細は、けーさくくんのブログ記事で解説されているため、興味がわいた人はチェックしてみよう。

Information
金利タダ取りについての記事
「株主優待のタダ取りならぬ、金利のタダ取りで配当金生活への近道!」
https://ksakukun.hatenablog.com/entry/2019/11/13/202240

取材・文/石原亜香利

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