
昨年大きな話題となった「老後資金2,000万円騒動」をはじめとして、資産形成をする必要性の認識は広まってきている。 そこでマネックス・アセットマネジメントは、20代から50代までの男女832人に対して、お金と職業や地域性などの関係性についての調査を実施した。
世代や職種、居住地によって資産運用への関心に大きな差
最も資産運用に関心が高い地域は四国エリア
今回、全国に住んでいる人を対象に、現在の資産運用状況や資産運用に対する意識などの調査を実施した。
全体では「資産運用に興味がある」が67%、「現在資産運用を行っている」のは37.5%で、地域別に区切ってみると地域ごとにその特性が見え隠れした。
まず北海道は、資産運用に対する興味関心自体は65%とほぼ平均値だったが、実際に資産運用を行ったことのある経験者は地域別で最も低い43%。その一方で、経験者の中で今後も資産運用について意欲のある割合は全国で最も高く、資産運用を人生設計にうまく取り込んでいる人が多いことが分かった。四国地方では、資産運用に対して最も関心が高く、72%の人が興味を持っており、実際に運用した経験者も60%と全国で最も高い水準となった。
また、全体では「預金金利の低下を受けて」が最も資産運用を開始したきっかけとして回答を集めましたが、中部地方では「家族や友人・知人に影響を受けた」割合が最も高く、資産運用についての情報交換が活発であることが伺える。
資産運用への関心度合いと年齢の意外な関係が判明
最も資産運用について関心が高いのは、働き盛りの20代後半男女別で分けてみると、「資産運用に関心がある割合」や「資産運用経験者の中で今現在関心のない人の割合」といったものに大差はなく、男女間での大きな違いは見受けられなかった。
ただ、年齢別で見てみると、若い世代であるほど「資産運用への関心度」は高まり、年齢とともに資産運用への関心は減少していくという意外な結果だった。
さらに細かく区切ってみると、20代後半が最も資産運用についての関心が高い結果となったことから、働くことにも慣れてきて結婚や転職を考え始める時期のため、資産運用についても本格的に考え始めるタイミングであることがわかる。
最も資産運用に関心の高い職業は公務員
さらに今回の調査範囲内での結果となるが、職業別に見てみると、「資産運用の経験者割合」「資産運用に対して興味関心がある割合」ともに公務員の方がそれぞれ66%・86%と他を圧倒する数値となった。
資産運用を経験したことのある方の中で今現在関心のない人の割合も3%ほどしかなく、平均値である12%を大幅に下回る結果となった。
また、今回の調査範囲内での結果となるが、職種別にしてみると、経営企画や広報/IRなどの企業情報や株式情報に触れる機会が多い部門で働く方ほど資産運用を現在も行っている割合は64%と、営業や接客/販売といった顧客対応を中心とした部門(26%)やシステムエンジニア/研究/開発といった開発製造部門(25%)よりも資産運用に対しての関心が高い傾向にあるということが分かる。
男女別で見てみると最も資産運用をしている割合が高かったのは男性ではカスタマーサポートで75%、女性では物流が64%という結果になった。
資産運用における調査概要
調査期間:2020年1月16日(木)~2020年1月17日(金)
調査方法:インターネット調査
調査人数:832人
調査対象:資産運用を行ったことのある20~50代の男女 416人
資産運用を行ったことのない20~50代の男女 416人
構成/ino
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