
新型コロナウィルスの影響により経済は大きく後退。お金に対する危機感から「外貨預金」に興味が持っている人も多いだろう。
そこで今回はマイボイスコムが10,219件の回答を集めた『外貨預金の利用』に関する調査結果をお届けしたい。
多くの人が「外貨預金」をするきっかけとなった情報源とは?
外貨預金の利用経験
外貨預金を現在利用している人は1割強、「以前していたが、現在はしていない」を合わせた利用経験者は2割強。
外貨預金の利用経験
外貨預金をしている金融機関
外貨預金をしている金融機関は、「住信SBIネット銀行」「三菱UFJ銀行」「証券会社」「楽天銀行」が利用経験者の各1割となっている。
外貨預金の利用方法
外貨預金の利用方法は(複数回答)、「金利がよいので、中長期間で保有し、金利差益を求める」が利用経験者の39.4%、「為替レートの変動を利用し、中長期間で保有し、為替差益を求める」が24.6%だ。
これらの項目に続き、現在利用者では「資産のポートフォリオの一環として、リスク分散のため、組み入れている」「日本円自体に不安を感じているのでリスク分散のため、運用している」が各2割弱となっている。
外貨預金をするきっかけとなった情報源
外貨預金をするきっかけとなった情報源は(複数回答)、「金融機関のWebサイト」が利用経験者の38.0%で過去調査と比べて増加傾向に。
女性や60・70代、地方銀行・証券会社で外貨預金を利用している人では、「金融機関の担当者のアドバイス」の比率が高くなっている。
外貨預金をするきっかけとなった情報源
外貨預金の金額
外貨預金に充当している金額は、50万円未満が現在利用者の4割弱。過去調査と比べて、「10万円未満」が増加している。
外貨預金の利用意向
外貨預金の利用意向は1割強、現在利用している人では7割弱。『住信SBIネット銀行』『ソニー銀行』『楽天銀行』で外貨預金を利用している人では、各50%台となっている。非利用意向は5割強となる。
外貨預金の利用意向
預金・運用する通貨として興味があるもの
預金・運用する通貨として興味があるものは(複数回答)、「米ドル」が27.7%、「日本円」が19.2%となっている。2011年以降、「日本円」は増加、「オーストラリア・ドル」は減少傾向に。
※マイボイスコムは、10回目となる『外貨預金の利用』に関するインターネット調査を2020年5月1日~5日に実施し、10,219件の回答を集めた。
構成/ino