コロナ禍でお金に不安が広がる今こそ、投資についてじっくりと勉強するチャンス。初心者向けの入門投資本をセレクトしたので手に取ってみてはいかがだろう。
金融知識をイラストでわかりやすく整理
『ゼロからはじめる!お金のしくみ 見るだけノート』
宝島社 1200円
知っているようで知らないお金の仕組みを一から学べる一冊。お金の始まり、経済の基礎、保険や個人型確定拠出年金iDeCo、税金、投資などお金に関することが幅広く書かれている。投資に特化した内容ではないが、投資を始める前に、お金について理解するために、ぜひ読んでおきたい。
変化の時代のサバイバルツール
『改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』
筑摩書房 1600円
ファイナンシャルリテラシーを学べる本として世界的ベストセラーとなり、「お金の基本図書」として、20年以上読み継がれている。金持ち父さんと貧乏父さんを通して「なぜ投資が大切なのか」を学べる一冊。物語形式になっているので、初心者でも読みやすい。
いかなる市況でも通用する手法と考え方
『12万人が学んだ投資1年目の教科書』
かんき出版 1500円
投資教育スクールの創業者による、株やFXなどの投資テクニックや投資家としての心構えを記した一冊。投資初心者の学びたいことが簡潔にまとめられている。タイトルには「投資1年目の教科書」とあるが、投資経験者も学ぶことの多い内容だ。特に〝投資家マインド〟を身につけるための方法は必見。
折にふれて読み返したい根本的な投資哲学
『投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識』
日本経済新聞出版 2000円
世界的に著名な投資家ウォーレン・バフェットが大絶賛したことでも有名な一冊。具体的な投資法ではなく、投資に必要な投資哲学が記され、投資初心者だけでなく、経験者にも学ぶことの多い内容になっている。自分の投資を振り返る助けにもなり、手元に置き何度も読み返す人も多い名著。
構成/編集部
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