
ベスパとディオールによるコラボレーションが、特別なスクーターと幅広いアクセサリーを生み出した。
2つのブランドが共有する卓越したサヴォワールフェールと芸術的な匠の技を反映させた『VESPA 946 CHRISTIAN DIOR』を紹介しよう。
VESPA 946 CHRISTIAN DIOR
ベスパ946 Christian Diorのボディカラーや最後の仕上げにあしらったゴールドカラーは、ディオールクリエイティブ部門と共同開発した特別色だ。
シートにはトーンオントーンのステッチを施した本物のブルーレザーを採用し、さらにハンドルもブルーレザーで覆い、トーンオントーンのステッチを施している。
サドルサポートには「Diorモノグラム」のオリジナル布張りによる装飾が施され、その個性を際立たせた。
車体の右側には「Christian Dior Paris」ロゴの専用デカールがあしらわれ、そして左側はパーソナライズが可能。サドルの下にあるフックには、専用の「Christian Dior」ロゴが採用されている。
ベスパ 946について
2013年に発売されたベスパ946は、1946年に製造されたベスパのプロトタイプMP6からインスピレーションを受けた革新的なモデルだ。
946のルックスは、初代ベスパを生み出した創造性とアイデアを彷彿とさせます。ベスパ946は最高のテクノロジーを搭載して生まれた。
手縫いによるトリム付きハンドルバー、スチールモノコックボディに1つ1つ手作業で取り付けられたアルミパーツ、生産ラインよりもむしろオートクチュールのアトリエのような専用生産ラインなど、細部へのこだわりがこのコレクションを際立たせている。
ベスパ946は、現在では貴重なイタリア製の工芸品として、手作業で1つ1つ丁寧に職人技によって組み立てられている。ベスパ946の鼓動する心臓(空冷4ストローク単気筒125 cc/155cc、3バルブ、電子制御式燃料噴射システム搭載エンジン)は、燃費性能の向上や排ガス及び騒音の低減を特徴とした、未来のエンジン開発の方向性を示す極めてモダンなエンジンだ。
構成/ino.