
日本損害保険協会と防災科学技術研究所は、災害関連データを活用したデジタルコンテンツ「地震10秒診断」を公開した。
「地震10秒診断」は、アクセスする利用者の現在位置において、今後30年以内に震度5弱~震度7までの5段階の揺れに見舞われる確率を表示。
その規模の地震が起きた場合に想定される、①停電日数、②ガス停止日数、③断水日数、④家屋の全壊確率(木造及び鉄骨コンクリート造)、⑤出火確率の5種類のシミュレーション結果を提供する。
シミュレーション結果は、利用者が「現在地で診断」ボタンをワンタップするだけで、簡単に見ることができ、ライフラインの復旧予測は「早い」・「平均」・「遅い」の3段階、家屋の全壊確率は「木造」か「鉄筋コンクリート造」を切り替えて結果を表示することが可能だ。
自宅や職場でのシミュレーション結果を簡単に確認することができるので、地震への備えを改めて考える良いきっかけとなりそうだ。
関連情報
https://www.jishin-hoken.jp/10sec-sim/
構成/立原尚子