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サードウェーブコーヒーの次に来るブームは「コーヒーツーリズム」

2020.09.22

昨今のコーヒーブームは皆さんご存知の通り。

筆者も”コーヒー中毒”のため、いつでもどこでも美味しいコーヒーにアクセスできる現在は本当嬉しい限り。

シアトルベースのコーヒーの時代が始まり、この5年は、ブルーボトルコーヒーを代表とするサードウェーブコーヒーの時代。

”シングルオリジン”なんて当たり前、”パナマ・ゲイシャ”などの特定の豆の認知度も格段に上がってきた。

さて、これはコーヒーに限った話ではないのだが、このご時世に伸びている商品・サービスにはほぼ共通点がある。

商品の裏側にあるストーリーこそ価値を生む!

キーワードは、”Behind the Product”。

商品の裏側にフォーカスすることで商品・サービスの価値を高める手法で、僕自身が手掛けている「世界の花屋」や「精油とわたし」などもまさにこのスタイルである。

言い方を変えれば、“ストーリー性”とも言える。

商品の製造場所、生産者の情熱や思い、、、いろんな観点はあるが、

“人は、商品でなくストーリーにお金を出す”

と言って過言ではない。

閑話休題。

コーヒーの話に戻る。

僕自身がコーヒーマニアとして、

(サードウェーブの次に来るコーヒーは何だろう・・・)

とふと考えてしまうことがある。

ヒントは、同じ飲料である”ワインツーリズム”にあるのではないだろうか。

海外だけでなく、いま、日本でもブドウの産地で知られる山梨県ではまさにワインを中心とした文化・観光産業ができつつある。

コーヒー好きが次に求めるのはさらなるリアルとストーリー

そう、この先のコーヒーに人が求めるものは、やはり、”コーヒーツーリズム”ではないだろうか。

同じアラビカ種でも、産地や品種による違いが分かってきたコーヒーマニアが次に求めるものは、間違いなく”さらなるリアル”・”ストーリー”だろう。

実際、世界では既にそんな動きが起きている。

場所は、中米コスタリカ。

筆者もお花やフルーツの仕事などで年に数回足を運ぶ。

2018年、スターバックスコーヒーがここの自社農園にエンターテイメント的施設をオープンした。

“Hacienda Alsacia(アシエンダ・アルサシア)”と呼ばれるこの農園。

首都のサンホセからは車でわずか30-40分の距離。

コーヒー豆の収穫から焙煎に至るまでの一連のプロセスを見学・体験でき、そしてもちろん、そんな豆で淹れた美味しいコーヒーを頂くことができる、しかも、眼前に広がるコーヒー農園の絶景を眺めながら。。。

そう、”ストーリー”を体感できる、体験型のカフェである。

オープン当初に偶然訪れた際はまだまだ観光客は少なかったが、年々訪問者数は上昇。

今では、同農園の駐車場に観光バスを見ない日は無いといっても過言ではない。

実はコスタリカには規模は小さいながらこの手のコーヒー農園はいくつもあり、筆者のお気に入り

“Doka Estate”

もこのスターバックス農園の近くにあり、毎度立ち寄るお気に入りスポットである。

こちらにも、観光バスを見かけることがある。

コーヒー豆の主力生産国・・・ケニア、エチオピア、コロンビア、ホンジュラス、ニカラグア、ジャマイカ、、、北回帰線と南回帰線の間に位置する、いわゆる”コーヒーベルト”の国々。

筆者もその殆どを訪れたが、まあはっきりいって、初心者向けの国でないし、しかもコーヒー豆の産地は山奥。

コスタリカは違う。元々治安は悪くないし、国土は狭いながら起伏が激しいこともあり、首都から日帰りでコーヒー農園にアクセスできるのである。そして、これが、いま、世界のコーヒー愛好家を惹きつけている。

筆者は”旅するビジネスマン”として、そんな世界のコーヒー産地・生産者さんと日本のカフェをバーチャルにでも繋げるとコーヒーに更なるストーリー性が生まれ、更なる価値が生まれるのではと密かにいろいろたくらんでいたりもするのであるが、バーチャルになるのかリアルになるのか、”コーヒーツーリズム”、いずれにせよこれから注目のトレンドではないかとみている。

文/小林邦宏
旅するビジネスマン。これまで行った国は100ヶ国以上。色んな国で新しいビジネスをつくるおじさん。
現在は新型コロナウィルスの影響で海外渡航制限中により国内で活動中。
オフィシャルサイト:https://kunihiro-kobayashi.com/
Youtubeチャンネル:「旅するビジネスマン 小林邦宏チャンネル
Twitter: @kunikobagp

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