
1964年に東京オリンピックの年に誕生したスポーツシューズブランド「Panther(パンサー)」。70年代にはトレーニングシューズの代名詞としてアスリートにも愛用され、全国の学校指定靴として採用されるほど広く認知されたシューズブランドでした。
それから時は流れ、一時市場から消えていましたが、2016年にミタスニーカーズの国井栄之氏を招聘し、当時のモデルを忠実に再現しながらも、素材や機能性をアップデートして復刻。9月10日に開業となる商業施設「日比谷OKUROJI」に初となる直営店をオープンしました。
日比谷OKUROJIは有楽町と新橋を結ぶJR線の高架下にオープンした商業施設。店舗は世界長ユニオンが展開するUNIONIMPERIALとの複合店舗です。
ユニセックスで揃うシューズはアクセントとなるカラーのものが豊富。
1960年代の香り漂うニューレトロなスニーカー
復刻の際にも、ブランド誕生時から変わらないクラフトマンシップを継承し、オールジャパンメイドで制作。インソールにはオーソライト社制のフットベッドを採用しています。
1968年に誕生したパンサーのアイコンといえるモデル「パンサーデラ」は、軽量性や耐摩耗性に優れたスポンジソールを採用したトレーニングシューズの名作。学校指定靴に採用されたパンサーデラにノスタルジーを感じる人も多いそうです。
パンサーデラ 4色展開で、価格は¥13000(税別)。サイズは23~28㎝
アッパーの素材に染色加工したスエードを採用した「パンサー GTデラックス」は1970年に誕生。ドッグイヤーと呼ばれるヒールタブをつけ、アキレス腱を保護し、スムーズな足入れをサポートしています。
パンサー GT デラックス ¥15000(税別)。サイズは23~28㎝、カラーは写真のベージュのほか、4色展開。
2020年秋冬の新作「パンサー デラ マルチ」。価格は¥15000(税別)
直営店オープン記念の限定モデルはJR東日本インスパイア!
日比谷OKUROJIの直営店オープンを記念し、限定シューズが9月10日に発売。線路高架下の商業施設への出店からまず選んだモチーフは、コンクリート。全体をグレーのトーンでまとめています。インソールは施設の上部を走るJR山手線のグリーンとJR京浜東北線をイメージした2色を付属しています。
販売は直営店のほか、オフィシャルオンラインサイトとミタスニーカーズのみとなっています。
インソールは2色ペアで同梱されているので、左右同じカラーでも使えます。
Panther/UNIONIMPERIAL 日比谷OKUROJI
住所:東京都千代田区内幸町1-7-1
電話番号:03-6550-9992
営業時間:11:00~20:00
※営業時間・臨時休業などは、社会情勢の変化により、変更する場合があります。
https://www.secaicho-union.jp/panther.html
取材・文/北本祐子
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