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「御御籤」の読み方は?みんなが知っているアレだった!

2020.10.04

御御籤という言葉を見かけたことはありませんか?見慣れない漢字ですが、実は、多くの人が知っているものです。この記事では読み方だけでなく、歴史や意味についても解説します。御御籤の基礎知識を知り、理解を深めましょう。

御御籤の読み方と起源

難読漢字の「御御籤」ですが、何と読む言葉なのでしょうか?また、いつ頃から始まったものなのか、その起源についても見ていきましょう。

御御籤はどう読む?

御御籤は『おみくじ』と読みます。名詞である御籤に、尊敬の意味を表す接頭辞の御を付けた言葉です。名前は多くの人が知っていますが、漢字で書かれていると読みにくく、読み方を知らない人もいるでしょう。

漢字表記では、御御籤だけでなく御神籤も使用されます。お寺では御御籤、神社では御神籤と、使い分けられているケースもあるそうです。

古くから続く占いの一種

神社やお寺で手軽にできる占いとして人気の御御籤ですが、そのルーツは古く、平安時代にさかのぼります。

中国から取り入れられ、天台宗延暦寺の座主(最高の僧)・慈恵大師 良源が始めたとされています。『元三大師』とも言われて親しまれており、『元三大師みくじ』と呼ばれる最初の御御籤は、延暦12年に誕生したそうです。

観音様へのお祈りで教えを授かり、作られたという説から『観音籤』とも呼ばれていました。こちらは個人の運勢を漢文で表現する御御籤でした。

御御籤に書かれた和歌や漢文の意味

最初の御御籤は漢文で吉凶を表していたそうです。その後も、御御籤には和歌や漢文が書かれています。この和歌や漢文には、どのような意味があるのでしょうか?

和歌は神様のお告げ

吉凶が注目されることの多い御御籤ですが、記載されている和歌も大切なポイントといえます。なぜなら、和歌は『神様のお告げ』だからです。

日本の神様は、人間に伝えたいことがあるときに、和歌でお告げをするといわれていました。そのため、平安時代以降の巫女は、和歌として神様の言葉を伝える歌占(うたうら)を行いました。

歌占は、室町時代になると占い本になり、江戸時代には御御籤の本にも収められています。御御籤と歌占は同等のものと考えられていたのです。

当時の歌占には吉凶が付いておらず、神様のお告げである和歌を状況によって解釈するものでした。

現在のように、吉凶と和歌が書かれた御御籤が登場するのは、明治時代中期頃です。

寺社の御御籤は漢文が一般的だった

現在の御御籤は、お寺では漢文、神社では和歌が書かれているのが一般的です。しかし、明治時代前までは、どちらでも同じ漢文の書かれた御御籤が用いられていました。

当時の御御籤は、一般の人が引くものではなく、武士や僧侶が占いに使うものだったそうです。武士や僧侶は、教養として漢文を学んでいたため、御御籤にも漢文が使用されていたといわれています。御御籤のルーツが延暦寺にあることとも関係しているのかもしれません。

明治時代に入り、神仏分離が実施されたことにより、お寺と神社で異なる御御籤を扱うようになったといわれています。

御御籤に関する疑問

神社やお寺で御御籤を引いたときに疑問を感じたことはありませんか?知っていそうで知らないことも多い、御御籤についての疑問を解消します。

引いた後の御御籤は持ち帰るor結ぶ?

神様からのメッセージである御御籤は、持ち帰って大切に保管するのが良い、といわれることがあります。お守りのように財布やバッグに入れ、度々読み返すことで、参考にするもの、という考え方です。

一方、御神木に結ぶのが良いともいわれています。神様とのご縁を結ぶという意味や、悪い運勢を神社やお寺の中につなぎとめるという意味があるそうです。

ただし、御御籤の結び過ぎは、御神木の生育に悪影響を及ぼす可能性があります。御御籤を結ぶ場所が設置されている場合には、そちらを利用しましょう。

御御籤をどのようにするか、統一された決まりはありません。しかし、神社やお寺ごとにルールがある場合には、ルールにのっとり対応しましょう。

悪い御御籤を引き直してもいいの?

凶や大凶の御御籤を引いたとき、もう1度引きたいと思うこともあるでしょう。引き直しについては、さまざまな見解があります。

まず挙げられるのは、すぐに引き直すのはNGという考え方です。この場合、最低でも1カ月は間隔をあけた方が良いといわれています。

一方、引き直しても良いという見解もあるそうです。神仏なら凶や大凶で悲しむ人間の気持ちを理解してくれるはず、と考えます。そのため、神仏の慈悲により引き直しもOKと解釈するのです。

伊勢神宮には御御籤がない?

「神社やお寺では必ず御御籤を引く」という人は、意外と多いです。しかし、多くの神社仏閣の中でも、『伊勢神宮』には御御籤ありません。

御御籤は、日常的にお参りできる身近な神社で引くものとされていました。そのため、伊勢神宮には昔から御御籤がないのです。

加えて、お伊勢参り自体が『縁起が良い』とされたことも、御御籤がないことに関係しています。縁起の良い伊勢神宮では、大吉以外あり得ないとされ、御御籤は必要ないと考えられたそうです。

伊勢神宮は日本の守り神といわれています。そのため、日頃の感謝を伝えたり、平和を願ったりするのが良いとされているのです。そのような特徴も、個人の運勢を占う御御籤がないことと関係しているのかもしれません。

構成/編集部

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