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手作り塩レモンも無農薬・ワックス不使用なら安心!秋の出荷がスタートした国産レモンのお取り寄せ活用術

2020.09.13

みずみずしいイメージから夏を連想するかもしれないが、国産レモンの収穫は秋から。これに先駆けてハウス栽培のレモンが7~9月ごろに出回るとはいえ、やはり露地ものが待ち遠しい。2020年は長雨や日照不足により収穫が遅れているが、例年9月ごろから出回る。

9~11月は、青い実の状態で早摘みするグリーンレモンがメイン。鮮烈な香りが持ち味だ。このグリーンレモンから追熟させると、おなじみの黄色いレモンになり、翌年の春ぐらいまで出荷される。グリーンレモンより糖度が上がり(とはいってもレモンなので酸っぱい!)、穏やかな味わいでこちらも美味。

広島のレモンのはじまりは3本の苗木から

国産レモンの産地として名高いのが広島県。広島県のレモン栽培の歴史は明治31年までさかのぼり、和歌山県からネーブルの苗木を購入した際にレモンの苗木3本が混入し、これを試しに植えたのがはじまりといわれている。

レモンはインドのヒマラヤ地方が原産で、12世紀ごろまたは13世紀末の十字軍東征のころにヨーロッパに伝わり、1493年のコロンブスの第二航海時に新大陸にもたらされたとされる。年間を通して温暖かつ乾燥した土地でよく育ち、カリフォルニアや地中海地方で多く栽培されている。

高温多湿で冬は寒い日本では適地が限られるが、瀬戸内の気候条件はレモン栽培に向き、また明治末期から大正初期にかけてのレモンの価格高騰もあり、広島県のレモン栽培は急激に拡大。昭和28年には全国25haに対して栽培面積18haと、全国一のレモン生産県となった。

以後、昭和39年のレモン輸入自由化などのため国産レモンは下火となるが、近年また人気が盛り返している。人気の理由は、多くが減農薬・無農薬栽培、防腐剤・ワックス不使用であることだろう。このため、皮ごと食べたり料理に使ったりできるのだ。

生産者から直で買える時代、バンザイ!

国産レモンはスーパーやデパートのほか、Amazonや楽天市場など、さまざまなネットショッピングで購入できる。最近では、フリマアプリ「メルカリ」、ネットスーパー「クックパッドマート」、生産者直売のECサイト「食べチョク」など、アプリやWebサービスの発展により、さらに手軽に買えるようになった。筆者の住所地では、9月上旬からクックパッドマートでは国産レモンが1個から購入可能。メルカリでも、出回り期の早摘みレモンが出品されては瞬く間に売れていく人気ぶりである。

自分の“推し農園”を決めて毎年のように買うリピーターがいたり、柑橘類が少ない北海道でレモンのお取り寄せを楽しみにしている人がいたりして興味深い。

料理の添え物、レモンサワーと楽しみ方は自由自在

買ったレモンは、広島県豊田郡大崎上島町で農園を営む「ふじやファーム」から届いた。化学農薬・化学肥料を使わず有機JASの認定を受けたオーガニックレモンである。農園主は頑張り屋さんの女性のようで、興味を持って聞いてみると、もともとはアパレル販売員で「生産から販売、加工まで自分の手で行いたい!」と、現地農園修業ののちにレモン農家に転身したとのこと。全工程は手作業で、夏の草刈りは炎天のもと、重い草刈り機を担ぎ、傾斜地の畑は足場も悪く、石が飛んでくることもあるらしい。

「女手一つで育てた、見た目は愛らしい、でもとてもたくましいレモンです」。

農園主の藤中夏実さん

愛らしいレモンの花

本当にその通りに、焼き魚に添えても気品があり、脇役にとどまらない存在感を放っている。味もキリっと鮮烈で、旬の魚を引き立てる。それから、くし形に切ってそのまま凍らせ氷の代わりに使う「超濃厚レモンサワー」も農薬不使用のレモンなら安心。焼酎と炭酸水を足せば、無限にレモンサワーを楽しむことができる。スライスレモンを重ねてタワー状に凍らせ、それを入れても楽しい。

モロッコ発祥の「塩レモン」も無農薬・無ワックスなら安心。よく洗い水気をふき、両端を落としたレモンを適当な大きさにカット。レモン重量の10~20%の塩とともに塩→レモン→塩…(最初と最後は塩)と、清潔な瓶に入れ冷暗所に保管。毎日フリフリし、1か月ほどで染み出したエキスがトロリとしたら完成。あとは、冷蔵庫に保管し3か月程度で使い切ろう(※カビや気泡などの異常があったら口にしないでください)。

レモンも秋の味覚のひとつ。さまざまなレシピを楽しみたい。

取材・文/木村悦子

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