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日本人のトイレットペーパー事情、近畿はシングル派、東海はダブル派、関東は?

2020.09.10

日本人のトイレットペーパー事情!東日本は“ダブル派”が、西日本は“シングル派”が制す

暮らしに欠かせない「トイレットペーパー」。新型コロナウイルス流行の影響で一時期店頭で品薄になったことでも注目された。

そこでプラネットは「トイレットペーパー」をテーマにアンケートを行い、ふだん使っている紙タイプやキープしているストック数などを調べ、外出自粛生活による消費量や買い方の変化についても探った。

はじめに、自宅で使用しているトイレットペーパーの紙タイプを聞いた(表1)。すると、「シングル」と「ダブル」が共に40%台でほぼ拮抗しつつ、“ダブル派”がやや上回る結果に。男女別では、男性は「ダブル」のほうが、反対に女性は「シングル」のほうが高くなりました。ダブルは二重の分だけ厚みがあり、一方でシングルは長さがダブルの2倍あるため消費量を抑えられる。

男性はぜいたくだけれど安心感のある“ダブル派”、女性はコストパフォーマンスのいい“シングル派”が多いようだ。

エリア別でも、「東北」「関東」「甲信越」などの東日本では“ダブル派”が、「近畿」「中国」「四国」などの西日本では“シングル派”が制し、土地柄がうかがえる。

また、いつも決まったメーカーや銘柄を使っているかを聞くと(表2)、“特定のメーカー・銘柄のものを使う”計は4割を超え、男女別では女性が上回った。女性のほうが、お気に入りのメーカー・銘柄のものを選ぶ傾向があるようだ。

女性は家計にやさしく、男性はおしりにやさしく!?

次に、ふだん使うトイレットペーパーで重視していることを聞いた。1位「価格の安さ」、2位「やわらかさ・肌触りのよさ」に続いて、「ダブルである」「シングルである」が3位、4位にランクイン。男性では「ダブルである」、女性では「シングルである」がそれぞれ3位で、はじめの調査の結果、男性は“ダブル派” 、女性は“シングル派”が多かったこととも一致している。

また、男女差が最も大きいのが「シングルである」、次いで「ロールの入り数」、「巻の長さ」、「価格の安さ」。いずれも女性のほうが高くなっていた。女性が高い項目はいずれもコストの安さにつながるものだ。

一方、「やわらかさ・肌触りのよさ」「ダブルである」などは男性が上回りました。男性は“おしりにやさしい”ことを、女性は“家計にやさしい”ことを、より重視しているようだ。

自宅でのストック、70代以上女性では「25ロール以上」が2割超

今度はトイレットペーパーを自分で購入している人に、自宅でトイレットペーパーを何ロール程度ストックしているかを聞いた(表4)。常時、最低で何ロールストックしているかを聞くと、最も高かったのが「9~12ロール」。12ロール入りのパックを開けて使い始めたら、買い足しにいくという人だ。

しかし、性年代別ではかなり傾向が違いました。年代が低いほどストック数が少なく、年代が高くなるにつれて多くなっています。20代では、「1~4ロール」と答えた人が男女ともに3割を超え、「0ロール(ストックなし、なくなったら買う)」も男性では6%。これに対し、70代以上では「25ロール以上」が下の年代に比べて高く、女性ではなんと2割を超えていた。

同居家族人数別でも違いは顕著。「1~4ロール」は「1人暮らし」で、「13~18ロール」は「6人以上」で、特に高くなっていました。ただし、「19ロール」を超えると、「6人以上」よりも「2~3人」と「4~5人」のほうが上回っています。家族が多すぎると消費スピードも早く、逆に大量にキープはできないのかもしれない。

購入場所の違いにも注目(表5)。「6人以上」では、「ホームセンター」と「インターネット」で買う人が飛び抜けて高くなっているのがわかる。

 

在宅生活による消費量・買い方の変化…家族人数が多いほど影響も大きい

新型コロナウイルス感染防止のため、多くの人が在宅中心の生活を経験しました。その影響で自宅でのトイレットペーパーの消費量や購入頻度がどう変わったかを調べた。すると、「(消費量が増えたため)購入量・頻度が増えた」は2割に迫り、女性ではさらに高く、2割を超えた。「品薄で手に入りにくく、メーカーや銘柄を変えた」も、女性は男性の2倍いる。一方で「消費量・買い方は特に変わらない」は、男性が大きく上回った。

同居家族人数別に見ると、家族人数が多いほど、消費量や買い方が影響を受けたことがわかる。「4~5人」「6人以上」では4人に1人が「購入量・頻度が増えた」と回答。また、「6人以上」では「節約して使うようになった」「節約のため、紙タイプを変えた」など、節約関連の項目が他の家族人数に比べて高いことが目立つ。“消費量・買い方が変わった”は「1人暮らし」では3割以下だが、家族人数の増加につれて高くなり、「6人以上」では半数近くに上っている。

品薄後、トイレットペーパーのストック数はどう変わった?

新型コロナウイルス流行の影響により、一時期、店頭でトイレットペーパーが品薄となった。買い占めに走る人が多く、家庭でのストック数は増えたのだろうか。それとも品薄で購入できず、ストック数は減ったのか。

自宅でのストック数の変化について尋ねると(表7)、「増えた」と回答したのは5人に1人。女性ではさらに高く、4人に1人でした。在宅時間長期化への備え、また品薄への不安から、ストック数を増やしたと考えられる。

実際に、調査時現在(5/19~21)のストック数を聞いたところ(表8)、「13~18ロール」以上の多数項目は、ふだんの状況に比べて数値が上昇。“13ロール以上”ストックしている人は4割に近く、ふだんの3割から増えていた。

ただし、表7でストック数は「変わらない」と答えた人は7割以上。“マスクに続いて紙類が品薄に”といった不正確な情報にあおられることなく、大半の人は、冷静に対処していた。

 

調査機関:プラネットによる調査企画をもとにネオマーケティングにて「トイレットペーパー」に関する意識調査を実施。

期間:2020年5月19日~21日、インターネットで4,000人から回答を得ている。

構成/ino.

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