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皮脂汚れや食べこぼしのしみが簡単に落ちる!超音波洗浄機能と液体洗剤や柔軟剤の自動投入機能が一体化したアクアの全自動洗濯機「Pretteシリーズ」

2020.09.09

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

衣類をスライドさせるだけで皮脂汚れや食べこぼしのしみが落ちる!

アクアから9月16日に発売される全自動洗濯機「Prette(プレッテ) シリーズ」は、手を汚さずエリ・ソデ汚れを真っ白にする超音波部分洗浄「らくらくSONIC」と、日本市場でも急拡大が期待される「液体洗剤・柔軟剤の自動投入」を、業界で初めて一体化させ、誰でも簡単に、楽に洗濯ができる洗濯機を実現した。

「Prette シリーズ」は8、9、10、12、14㎏と、液体洗剤・柔軟剤の自動投入としては業界最多の5タイプをラインナップ。14㎏は業界初、業界最大容量となっており、シングル毛布5枚がまとめて洗える。

〇超音波部分洗浄「らくらくSONIC」

洗濯機選びで重視するポイントと、洗濯機に対するニーズを調査したところ、エリ・ソデの皮脂汚れ、食べこぼしなどの部分汚れに対するニーズが非常に高かった反面、部分洗いに関する満足度はとても低いことが判明。

アクアが行った部分洗いに関する調査では、79%の人が洗濯する前に予洗いをしていると回答。シャツのエリ・ソデの皮脂汚れ、食べこぼしの部分汚れは、通常の洗濯では落とせないというのが、洗濯をしている人の間では常識で、諦めにつながっていた。

部分洗いで大変なこととして、 約55%が「手間がかかって面倒」、約51%が「なかなか落ちない」としており、落ちないだけでなく、こすり洗いやブラシを使うことで衣類が傷む、手が濡れると多くの人が不満を持っていることが分かった。

「洗剤、洗濯機は進化を続けているのに、エリやソデなどの部分洗いは旧態依然とした手洗い、もみ洗い、ブラシこすりといった原始的な方法で予洗いしている。

三洋電機時代から家庭用洗濯機 2000 万台の販売実績があり、コインランドリーシェア70 %の業界 NO.1 の技術力を持つアクアは、『洗いのプロ』を自認しており、部分洗いに真正面から取り組むことになった」(アクアジャパン 代表 吉田庸樹氏)

部分汚れの悩みを30秒で解決するのが、超音波部分洗浄「らくらくSONIC」。毎秒4万回の高速の振動を行い、ホーン周辺で減圧と加圧を繰り返すことで、激しい圧力差が生まれる。圧力差によって周りに真空の気泡が発生。水中で破裂する気泡を当てることで、気泡が繊維の中に入り込み汚れを落とす。

「超音波を使った技術はクリーニング店のしみ落とし技術として使われている。超音波洗浄には技術が必要で、簡単に一般に応用できるものではなかったが、アクアが開発した『らくらくSONIC』はプロの技術を簡単に手軽にできるのが特徴。布が入る空間は約6㎜で、ここに衣類を通すことでプロの技と同じような、絶妙な力加減を加えることができる」(ハイアールアジアR&D ランドリー商品開発本部 内藤正浩氏)

「らくらくSONIC」のもうひとつの特徴は全自動化。本体に内蔵された超音波ユニットと、洗剤自動投入機能を利用した洗剤液の自動生成機能により全自動化を実現した。「らくらくSONIC」を引き出してスタートボタンを押すと、洗剤タンクから洗剤を適量抜き取り、水道水と混合させて予洗いに適した約5%の濃度に希釈した洗浄液を作り、トレイ内に自動で給水。使用後はトレイをしまうだけでトレイ内の汚れた洗浄液は排水され、使用後のトレイと水路は水道水で毎回自動洗浄される。

開発では、使いやすさ、耐久性、高い洗浄力にこだわり、手を汚すことなく、後片付けもする必要がなく簡単に部分汚れをきれいにすることを可能にした。他社やハンディタイプの超音波洗浄は10㎜ほどの大きさだが、新開発のワイドホーンは約3倍の28mmで大きなエリ汚れでも一気に落とすことが可能。

調味料や赤ワイン、ポケットに挿したボールペンのインク、布マスクについたファンデーションや口紅汚れなど、幅広い種類の汚れを落とすことができる。

〇液体洗剤・柔軟剤の「自動投入」

洗濯物の量に合わせて液体洗剤・柔軟剤を自動で投入する機能。洗濯の度に計量する手間を省き、洗剤の入れすぎを防ぐこともできるため、洗濯に不慣れな人でも簡単に洗濯ができる。左に液体洗剤、右に柔軟剤投入口があり、洗剤は800ml、柔軟剤は780mlまで入る。詰め替えパウチだと丸ごと入る容量なので、補充する手間もカット。初期設定で、手動で洗剤量を設定できるので、超濃縮、濃縮などすべての洗剤に対応することができる。洗剤や柔軟剤が流れる経路は洗濯の度に水を流すので、清潔さもキープ。

〇「パワフル泡浸透」と「3Dパワフル洗浄」

新開発の「パワフル泡浸透」は圧力を加えてしっかりと泡立たせた洗剤液で繊維の奥の汚れを包み込み、汚れを浮かせてしっかりと洗い落とす。さらに低水位からパルセーター(底にある回転羽根)を回転することで、高濃度の洗剤液を衣類に素早く浸透させる。

「3Dパワフル洗浄」は上下左右に衣類を攪拌。タテ水流で洗いムラを抑え、ヨコ水流でしっかりもみ洗いする。泥汚れなどの頑固な汚れもしっかり落とす。

発表会では、フリーアナウンサーの本田朋子さんがゲストで登場。夫はバスケットボールの五十嵐圭選手で、1歳9か月の男の子のママだ。

「毎日、泥汚れ、汗汚れ、食べこぼしの洗濯物と格闘しています。夫は汗でぐっしょりと濡れた練習着やタオルを持って帰るので、帰宅後はすぐに洗濯。1日に最低2回、夏場は3回洗濯することも。予洗いはスティック状のシミ取り石鹸でこすり洗い、それでも取れない時は漂白剤でつけ置きしています」(本田さん)

本田さんは洗剤投入と、「らくらくSONIC」で部分洗いを体験。「早速、汚れが薄くなってきました!気持ちいい~!まったく力が要らないのですが、こんなに早くきれいになるとは驚き。これは新しい感覚ですね」(本田さん)

オープン価格、想定価格は8㎏が11万円前後、9㎏が12万円前後、10㎏が13万円前後、12㎏が15万円前後、14㎏が16万円前後。

【AJの読み】毎日洗濯する人の苦労をくみ取ってくれるうれしい機能満載

エリ・ソデ汚れの予洗いは本当に面倒。つけ置きしたり、こすったりしているが劇的に落ちるということはまずない。超音波部分洗浄でどこまで落ちるのか、非常に興味があったので、会場で体験してみた。

疑似脂汚れを使ってデモ。使い方は簡単で「らくらくSONIC」を押してからスタートボタンで、20秒ほどで希釈した洗剤が出てくる。ジーという、眼鏡の超音波洗浄のような音がする。

ホーンの下に衣類を入れて左右になぞっていく。力は全く必要なし。事前に試した、水と洗剤でこすり洗いしたときには全然落ちなかった汚れが、30秒ほどでするすると落ちていく。目に見えて汚れが落ちていくので気分も楽しくなる。

下記の画像の上が洗剤を使ったこすり洗い、下が「らくらくSONIC」洗い。予洗いというより、ほぼ汚れが落ちている。皮脂汚れだけではなく、調理や食事の際につく調味料のしみや、布マスクにつくファンデや口紅の汚れ落としにも便利そう。

ホーンを戻すと使った洗剤は自動で排出される。そのあとに洗濯槽に入れて普通に洗濯すれば完了。ホーンの隙間は約6㎜なので、ここに入るものなら基本、洗濯機洗いが可能な衣類なら大丈夫だが、染物は避けてほしいとのこと。また、1週間以上放置して完全に汚れが染み込んでしまったもの、全体的な黄ばみは取れない場合もある。

洗剤、柔軟剤の自動投入もかなり使える機能。都度、洗濯量に合わせて計量しなくてもいいのはとても楽だし、液がこぼれるなど面倒な詰め替えもなく、パウチから直接投入口に入れればいいので手間がかからない。パネル表示も見やすく、洗剤、柔軟剤がなくなるとパネルが点滅して通知する。

「Prette シリーズ」は乾燥機能が付いていない全自動洗濯機だが、その分本体価格を抑えているとのこと。機能的にかなり惹かれるものがあり、デモをしながらその場で“商談”状態に。3人家族のサイズを聞いたら、10㎏以上が良いとのことで、毛布やタオルケットなど大きなものを洗濯する場合、最大の14㎏がおすすめとのこと。

ちなみに12㎏と14㎏はパルセーターまでオールステンレスの洗濯槽で、黒カビが付きにくいそうだ。また、洗濯槽の穴も他のメーカーよりも小さくなっているそうで、遠心力をかけて脱水するときに穴に生地が入りにくいので、生地傷めも防げるとのこと。

……もう、これは買い?

文/阿部純子

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