発見、独立系ジャニーズ立ち呑み!
JR南武線といえば……駅周辺の雰囲気も渋いが、客層はもっと渋いシャンバーオヤジ揃い! とくれば、当然のように渋い安呑み屋が充実してる。
つい先日、その向河原の駅前を1年ぶりくらいに歩いてたら、駅の改札を出て正面すぐという一等地に立ち呑み屋ができていた。
名前は『Tちゃん(仮名)』。まぁ、元たのきんトリオのハッとしてグーの人のニッネームなんだけど、当然のように「一杯いってみっか?」と入ってみた。
その店名からしてチェーンとか大きな資本のお店ではないと思うんだけど、間口は6メートルくらいある広めの店で、店内には10人ほどが呑めるコの字型カウンターが二つもある。ただその2ツもあるカウンターをもてあますかのように、午後5時半という時間にも関わらず先客はゼロだった。
「ガンバレよ、Tちゃん!」
と思いつつカウンターに陣取る。ま、立ち呑みっていっても、カウンターには高めのスツールが置いてあって事実上座れる居酒屋になっている。最初は“立ち”で行こうと思ったけど、座りたいって客も多いし、全員立たせなきゃ行けないほど店が満員にもならないってんで、なし崩し的にスツールを置くようになっちゃったという、よくあるパターンか?
いや、このコロナのご時世なんで、スツールを置くことでソーシャルディスタンスを確保しようという試みかもしれない。そういえば入口のドアは、換気を考えてかサッシ2枚分常に開けっ放しだ!
そっち方面も頑張ってますよ、Tちゃん!
メニューを見ると、ハイボールとサワー系はほとんどが300円。生ビールは400円。ここらは普通なんだけど、ホッピーセットが350円ってのは立ち飲み屋でもなかなか攻めてる価格! おまけに焼酎ナカは150円というこちらもありがたい価格設定で、Tちゃん頑張ってるぞ! とホッピーセットを注文。
ツマミは大手チェーン系みたいに種類が多いワケではないけど、焼き物、煮物、揚げ物にナマ物の基本的なものは一通りあって200~300円あたりがボリュームゾーン。
で、そんなツマミが列挙されたメニューもカウンターに置いてあるんだけど、壁には短冊のお品書きが何枚も張られていて、その短冊の紙っていうのが、赤い縁取りのしてあるヤツなんですよね。
なんか最近の“安さを売りにしよう!”というコンセプトの立ち呑み屋っていうのは、どの店もこの赤い縁取りの短冊を貼ってない? たしかにあの赤い縁でめにゅーを囲むと、倒産大売出しみたいなイメージで、なんか安く感じちゃうんだよね。
しかし、オレが気になったツマミは、それとはまた別の画用紙に料理胃が書かれたヤツだった。
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