人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

なんだか親近感が沸いてしまう形にクスッ!街中にあるアレからインスパイアされたデザイン雑貨4選

2020.09.11

■連載/コウチワタルのMONO ZAKKA探訪

 世の中に既に存在するデザインにインスパイアされた製品というのは決して少なくないが、街中にあるモノからインスパイアされた製品というのはちょっと珍しい。目の付け所というか、「なんでそんなモノをモチーフに?」と思うものもあるが、今まで街を歩いていた時には見落としていたモノのデザインに気づかされることで、これからの街歩きの視点がちょっと変わりそうだ。 

空き缶からインスパイアされた花瓶『Porcelain Soda Can Vase』

『Porcelain Soda Can Vase』は磁器製の花瓶。特徴的なのはデザインが空き缶をモチーフにしているところである。名前に「Soda」と入っているところを見ると、ソーダの空き缶なのだろうか。確かに、このような太ったデザインの缶をコーヒーで目にすることはないし、炭酸飲料を中心に用いられるデザインであることに気づかされる。綺麗なままの缶のデザインも悪くないが、個人的にはやはりクシャっと潰れたデザインのタイプのものに心惹かれる。「拾ってきた感に花を活けた」、ついその背景の物語に空想を膨らませてしまう面白さがこの花瓶にはある。

水道管からインスパイアされたコートハンガー『PIPEWORK SERIES』

『PIPEWORK SERIES』はイギリスのデザイナー、Nick Fraser氏による一連の製品シリーズの1つだ。特徴的なのはデザインに水道管を用いていることだ。「水道管」と言っても日本で地下に埋まっている管の方ではなく、ヨーロッパの街中でたまに目にする壁に沿って配置された水道管の方がオリジナルだ。パイプ部分に真鍮製のジョイント部分、そして大ぶりのハンドル部分からなるインダストリアルなデザインは、男性ならそれだけで心惹かれてしまうのではないだろうか。デザイナーがイギリスの人なので、これらはきっと彼がヨーロッパの街中で目にしてきた水道管なのだろう。ちなみに、コートを掛けるのはハンドルの方ではなく、パイプのジョイント部分というのも面白い。オリジナルのデザインが持つ特徴を上手く利用した製品だと思う。シンプルな一本のパイプからなるタイプと、複数のパイプを四角くジョイントしたタイプの他、メトロのようにより複雑な形状のタイプも展開されている。価格は各々85ポンド、120ポンド、195ポンド。Nick Fraser氏のサイトにて販売されている。

パイプからインスパイアされた置時計『PLUMBER』

パイプからインスパイアされた製品という点ではこんな製品もある。『PLUMBER』はパイプにインスパイアされた製品である。何のパイプまでからは分からないので、水を送るパイプかもしれないし、はてまた空気を送るパイプかもしれないが、そんなことは些細な問題だろう。見た目が明らかなパイプであることが面白いのだ。『PLUMBER』で用いられているパイプのデザインというのは途中から90度方向を変えた形をしているが、これには2つの意味がある。1つは置時計としての実用性。置時計としては置かれた状態でユーザーが時間を確認できないと意味がないので、ユーザーの方向に文字盤を向けるためにこのような形をしている点は当然と言えば当然だろう。もう一つの意味はパイプであることのアピール、だと私は考えている。真っすぐ延びたパイプ、もちろんこれでもある程度はパイプだと気づけるかもしれないが、特徴量が乏しすぎてパイプだと気づいてもらえないかもしれない。ここに(文字通り)ひと捻り加えてやることで、誰もが「パイプだ!」と気づけるデザインになっている。カラーラインナップはホワイト、ブラック、ブルー、オリーブグリーンの4色。「BOZU」のサイトでは2020年6月20日現在、25,90ユーロで販売されている。

排水溝からインスパイアされたプランター『Haisui Planter』

 街中を歩いていると、長い年月をかけたのだろうか、コンクリートを打ち破って伸びている木を目にし、植物の生命の強大さに改めて驚かされることがある。それはこのプランターにも通じる驚きだ。『Haisui Planter』がモチーフにしているのは、街中にある排水溝からニョッキっと生えている植物たちの姿。その光景を再現するプランターとなっている。使用している素材はモルタル、排水目皿を使用したハンドメイドの製品となっており、素材とデザインの両面からオリジナルに寄せているので、植物が生えていなかったら、(もしくは生えていても)本物の排水溝だと勘違いされそうだ。私たちは植物の生きる力を目の当たりにして活力を得ることがあるが、このプランターから力強く生える姿は、その活力をより大きなものにしてくれるだろう。価格は税込み4,785円。「Generate Design」のオンラインストアから購入することが可能だ。

text/Wataru KOUCHI

新型コロナウイルス対策、在宅ライフを改善するヒントはこちら

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2020年9月16日(水) 発売

DIME最新号の特別付録は「マルチレンチ&ツール14」!特集は「オンラインビジネス入門」「Z世代の新・経済学」「軽自動車」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。